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処刑山

しょけいやま

2009年のノルウェーのゾンビ映画。正式名は『処刑山 -デッド・スノウ-』(原題:Død snø)。
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海 に 行 け ば よ か っ た …


概要編集

2009年のノルウェーのゾンビ映画。正式名は『処刑山 -デッド・スノウ-』(原題:Død snø)。

ジェレミー・レナーが出演する『ヘンゼル&グレーテル』でも知られるトミー・ウィルコラ監督作。

ゾンビホラー映画だが、スプラッターコメディ要素も強い。


あらすじ編集

冬休みを満喫するため冬山へ入った主人公・マーティンを始めとする医学生の仲間たちが、山小屋の床下にナチスの隠し財宝を発見する。

医学生たちはその財宝をいただくことにするが、実はその場所は殺されたヘルツォーク大佐率いるかつてのナチス部隊・アインザッツ隊が眠る場所で、凍土の中からナチスの兵団が冷凍ゾンビとして大量に復活。圧倒的なパワーと残虐性で、彼らを次々と血祭りに上げてしまう。


ゾンビ映画として編集

本作は一般的にイメージされるゾンビ映画とは一線を画している。

ゾンビ達は烏合の衆ではなく、ヘルツォークの指揮の下に任務を遂行する兵士として描かれ、また噛まれた者が感染して新たにゾンビ化するわけでもない(そもそも噛むよりも殴ったり武器を使ったりすることのほうが多い)。また、台詞は少ないが、言葉を発することも出来る。

自らもゾンビであるヘルツォークの特殊な力によってゾンビ達は蘇生させられ、彼に従っているため、ヘルツォークを倒さない限りは何度でも蘇る。

そのため、やみくもにゾンビを倒す作品ではなく、特に2作目においては、マーティンとヘルツォークの戦いが重要であり、彼らの視点が交互に入れ替わりながら物語が進行する。


続編『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』編集

2014年に公開され、監督は引き続きトミー・ウィルコラ。製作国はノルウェー・アイスランド合作となっている。原題は「Dead Snow 2: Red vs. Dead」。


前作で命からがらナチスゾンビ達から逃げ出したマーティンが、誤ってヘルツォーク大佐の腕を移植してしまったことから悲劇が起こる。

今作では新たにナチスの戦車兵ゾンビ3人組や、かつてのソビエト兵ゾンビ軍団が参戦し、より血や内臓も飛び散りまくるスプラッターコメディゾンビ大運動会映画となっている。


前作と違い、長らく日本語国内向けの上映や円盤化がなされていなかったが、2020年2月にヒューマントラストシネマ渋谷の「未体験ゾーンの映画たち2020」で日本語字幕版が上映され、その後めでたくBlu-ray化も果たした。


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ゾンビ映画 第四帝国 ヘルツォーク大佐

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