概要
CV:岡本信彦
キルラキル第13話で登場。本能字学園の生徒でありランクは無星。
性格は暑苦しいまでに正義感に燃える熱血漢であり、鬼龍院皐月による独裁政治となっている現在の本能字学園の体制に強く反発している。
所属する新聞部としてその体制への抵抗を書いていたが、その様な内容の校内新聞が許されるはずもなく、風紀部の検閲によって全て弾かれ、自身も新聞部を退部、そして登校禁止に処されていた。
自身の無力さに絶望していた時、たった一人で本能字学園に反抗し、生徒会四天王を打ち倒し皐月に牙を向いた流子の存在を希望と掲げ、マコを通じて接触を図る。
当の流子は先の戦いで怒りに身を任せて暴走状態となってしまった事のショックから塞ぎ込み、鮮血を着ることに躊躇っていたが、それでも尚自身の正義を貫く為に協力を仰ぎ、鮮血を着てくれるよう(ひたすら)熱く説得し続けた。
流子の説得に失敗してからは自分一人でも学園と戦うことを決意し、(さりげなくマコも巻き込んでいるが)風紀部の圧力に屈することなく自身の書いた新聞を生徒たちにばら撒き反学園への熱意を訴えた。
最終的に一つ星の風紀部員達に取り押さえられ袋叩きにされてしまうが、それでも暴力に屈することなく自分の意思を貫き通した。
そんなボロボロとなった彼を救うため、遂に暴走の恐怖を乗り越えた流子は鮮血に袖を通し、再び弱者を救うため自分の意思で戦うことを決意し立ち上がったのだった。
だが・・・・。
「―――――――ようやく着てくれましたね。流子さん」
「うふふふ・・・・・・あははははははっ!!」
「ジャーーン♪」
その正体は、流子の父の仇にして他ならぬ流子を激昂させ暴走させた張本人である針目縫の変装だった。
先の流子との戦いで皐月から学園の立ち入りを禁じられていた為、わざわざ別人に成りすまし、尚且つ再び流子が鮮血を着て自分と戦えるようにする為に風紀部に虐げられる弱者を演じていた。
つまり最初から凪田新二郎という人間は存在せず、全ては再び流子に鮮血を着させて自分が楽しむ為だけに行った縫の自作自演だったのである。
凪田を追っていた一つ星風紀部員達も生命戦維の糸で操作された操り人形であり、美木杉が調べていた生徒としての個人データすら偽装して用意していたという徹底ぶり。
そもそも縫の状態とは声も体型も完全に違う姿の変装となっていた為視聴者の度肝を抜かせた。
(ただしわかった上で行動を見返すとほとんどがちゃんと計画的に仕込まれたものであることがわかる)
そして再び片太刀バサミを手に流子と激突するが、自身の怒りによる暴走を恐れ無意識に力を抑え、かえって十分な実力を出せなくなった流子に興冷めする。
「飽きちゃった」の一言で鮮血を片太刀バサミによって切り刻み、一方的に流子を蹂躙。鮮血を完全にバラバラにしてしまった。