射手は話している間にも、時折弾丸を撃ちまくる。散弾銃はそれの吐き出す笑い声と共にとても軽く、簡単に発射される。
概要
頭部が赤い煙のような形をし、散弾銃を所持する人型幻想体。
分類、危険度は共に不明。
煙戦争のような戦場の空間を形作る。
E.G.Oギフト
名称 | 効果 |
---|---|
思い出のペンダント | 戦闘開始時、ランダムな味方1名が呼吸威力3を得る。(攻撃スキルを使用して呼吸回数を獲得する人格を優先して指定) 憂鬱属性攻撃スキルを保有した味方へ優先的に適用され、この場合は呼吸威力3を得て呼吸回数が2増加。 |
破れたハンドリヤー | 貫通攻撃スキルのマッチ威力+1、ダメージ量+5/10%。弾丸を消耗するスキルのダメージ量+(40/50/60÷コイン数)%。弾丸を全て消耗した場合、次のターン開始時に弾丸2を得る。(戦闘につき1回) |
幻想体情報
頭が煙のような形をした幻想体。魔弾の射手の変異体だと思われる。
この幻想体は戦争の最中に悪魔と契約を行い、「何でも破裂させられる銃」を手に入れた。その契約には「最後の弾丸は愛する人の頭を破裂させる」という内容が含まれていた。
幻想体は何らかの手段で愛する人を忘れてしまうことで契約を回避し、魔法の弾丸で躊躇なく銃を撃ち続けていた。愛する人を自身は覚えてないが、撃った相手は覚えている。そんな相手を撃つことを痛快に感じている。
しかし愛する人を忘れることを決めても(恐らくその人の写真の入った)ペンダントを手放すことはできなかったらしく、それを見ると愛する人を思い出してしまう。
なお、彼は散弾銃を使用するが、彼から抽出できるE.G.Oの《凶弾》はライフル銃であり、E.G.O使用時のアニメーションでも魔法陣を通過する前は発射されている弾丸も1発のライフル弾であることが確認できる。
E.G.O「凶弾」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると彼と同じ衣装に変化。
E.G.O侵食時はヒースクリフは心臓のような、イサンは鏡とライフルのセットに一方イサンは鏡に閉じ込められたという姿になる。
E.G.O使用者
余談
モデルは恐らくリー・エンフィールド。(その内のSMLE Mk.ⅢかMk.Ⅰのどちらかに見える)
『嵐が丘』の舞台でもあるイギリスで陸軍に採用されていた銃であり、軍人としての背景を持つ凶弾の射手から抽出できるE.G.Oにふさわしいと言える。
幻想体の英語名"Der Fluchschütze"はドイツ語で"呪いの射手"という意味になる。("Fluch"が呪い、"Schütze"が射手という意味らしい。)