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剣牙虎

けんきこ

佐藤大輔の小説『皇国の守護者』に登場する架空生物。 サーベルタイガーに酷似した猛獣で、高い知能を有し人との共生が可能なことから、皇国では有能な戦力として飼育されている。

架空動物種


  1. 漫画「皇国の守護者」に登場
  2. サーベルタイガーのこと

1(皇国の守護者)について編集

長く鋭いをもつ白い虎のような生き物。

学名を「マダラオオキバネコ」といい、「剣牙虎」は、〈皇国〉軍における呼び名。主力戦闘獣とも呼ばれる。民間では「剣歯虎」と呼ばれている。見た目は怖いくらいに勇ましいが、基本的に穏やかな性格の生き物である。


現実の虎と違って群れで生活する。雄は時と場合によって人を襲うことがあるが、人語を理解し人に懐き、じゃれつくときには相手の力量に合わせるなど大変賢い動物であり、そこから愛玩用、さらに皇国では独自の訓練を経て軍用動物として利用している。

特に彼ら剣牙虎を操り、軍をも凌ぐ機動力を発揮する剣虎兵は、世界最強の突撃歩兵に分類されるほどの力を持つ。

また、嗅覚が鋭いため、索敵にも利用される。夜間や濃いなどの場合、人の偵察兵よりも先に敵を発見する事もある。


餌は生肉だが、軍用訓練の過程で人肉を食さないようにしつける。そのため、敵の〈帝国〉兵を殺しても、その肉を食らうことはしない。

また剣虎兵からは「(ネコ)」と呼ばれ、愛玩用と区別するために尻尾を切断されている。


新城直衛が帝国と戦った時代が過ぎ去っても、剣牙虎は相変わらず皇国では愛されているらしく、野良となっても性格のおとなしさ故に誰からも問題視されていない。

新城の名前が忘れられつつある時代においては観光資源として活用されているようだ。

関連タグ編集

架空動物種 トラ

サーベルタイガー(和名;剣歯虎) 皇国の守護者 剣虎兵

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