概要
CV:高乃麗
マクロス7船団アイランド艦『シティ7』に住まう一般市民の女性。体重・年齢は非公開。
レコード会社『アキコ・リップレーベルス』にて製作総指揮を務める腕利きの音楽プロデューサーであり、大胆かつ奇抜な手法ながら高い実績を持ち、企画物のプロデュースには定評がある。
普段は母性的な優しさとクールな雰囲気を併せ持つ女性だが、音楽に対する情熱は人一倍強く、ここ一番の勝負所ではそれが発露することもあるなど、実は結構アツい人でもある。
また、ファイアーボンバーのリーダーであるレイ・ラブロックとは、彼が統合軍パイロットだった時代に付き合っていた元恋人同士であり、現在でも想うところがある模様。
作中ではミレーヌの相談相手になる場面がしばしば見られる。
主に女同士で話したいような内容のときである。無口すぎるビヒーダでは話し相手にならないので…。
ファイアーボンバーとの関係
ファイアーボンバーは多数の固定ファンを抱え、自前でライブを開くことも可能なほどの人気を誇るバンドであったが、長らくずっとストリートバンドとして燻ったままであった。
理由としてはメインボーカルの熱気バサラの常識外れなまでの奔放さにあり、それ故に非常に扱いにくく、今までどこのレコード会社からもプロデュースを拒否されてきた為。シティ7の音楽業界でも曰く付きの不良バンドとして忌避されていた存在であった。
しかし、ファイアーボンバーの隠された可能性に着目したアキコは、敢えて彼らのプロデュースを買って出てメジャーデビューさせるという、当時の業界では暴挙とも言える行為に出ている。
当初、常人には理解しがたい理由でライブや収録のドタキャン・遅刻を繰り返すバサラの奔放さには悩まされたものの、あの手この手で最終的には彼をノせてしまい、ファイアーボンバーの本格的なメジャーデビューを見事成功させ、有数の超人気バンドへと押し上げている。
バサラが敬語を使う希少な存在でもある。
余談
エンディングのキャスト欄ではビヒーダ側の方にクレジットされるので、「北条アキコ」の名前が出ることはほとんど無い。