教えてやる。これが、モノを殺すっていうことだ
概説
TYPE-MOONのビジュアルノベル『月姫』の主人公・遠野志貴の行動。
物語の序盤で金髪の美人とすれ違った際、急に意識が「/反転」し、気が付けば帰宅していた。
ところが後日、すれ違った美女が自分の前に現れ「自分をバラバラにして殺した」と言い出す。
このときになって、志貴は女性を滅多切りにして殺害したことを思い出す。
そこから彼女が真祖と呼ばれる吸血鬼のアルクェイド・ブリュンスタッドであること、自分が(直死の魔眼を用いて死の線を)滅多切りにしたせいでアルクェイドは自身の肉体の再生に通常の再生よりも遥かに多くの力を使う羽目になり、そのせいで弱体化した彼女は本来の目的を果たせず迷惑していることを知り、「私を殺した責任を取ってもらう」として彼女に協力させられることになる。
このとき、アルクェイドを直死の魔眼で「解体」したときのナイフの攻撃回数が17回であり、そのプレイヤーへのインパクトから志貴の代名詞の一つとなった。
対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD』でもアークドライブに起用され、その印象を強めている。
ヒット数はもちろん17hit。
余談
17回斬ったのであればバラバラになったそれは18個の肉片では無いのか?(つまり「十八分割」じゃないのか?)とはよく言われるネタ。
歌月十夜において意趣返しとしてアルクェイドが志貴の体を十八分割したことがある。
MELTYBLOODにおいてはアルクェイドのラストアーク「少しばかり戯れようか?」の演出が対志貴に対してだけ変化して、18hitする攻撃になるのはおそらくこれを意識してのこと。
MUGENでは五・七・五分割とネタにされることもある。
関連タグ
テペウ:間違いを犯さなかった遠野志貴のIFといえる存在。ファンからは「殺さなかったから責任取れなかった」と形容されることも。しかし本人は今際の際に「彼女にこんな痛みを与えなくてよかった」と後悔することはなかった。