南紀熊野ジオパーク
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なんきくまのじおぱーく
南紀熊野ジオパークは、和歌山県南部の9市町村と奈良県吉野郡十津川村を対象とするジオパークであり、2014年8月に日本ジオパークとして認定された。
南紀熊野は、プレートの沈み込みに伴って生み出された異なる3つの地質体(付加体、前弧海盆堆積体、火成岩体)が見られるジオパークであり、それらが作る独特の景観が存在している。 また、近くを流れる黒潮の影響を受けることにより温暖湿潤な気候ができ、多種多様な動植物が生息している。 さらに、滝・巨石・大木などをご神体とする自然信仰、そこから生まれた熊野信仰や、急峻な渓谷が原因で発達した筏下りなど、優れた文化があり、大地にまつわる民話も伝えられている。温泉や鉱山などの大地の恵みを享受する一方、洪水、土砂崩れ、津波などの自然災害の脅威がある地域でもある。
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