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十津川村

とつかわむら

奈良県南西部にある日本本土最大の村。 「日本で最も美しい村」連合の加盟自治体でもある。
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奈良県南部(吉野郡)に存在する。面積672.4km²は北方領土の村を除くと日本最大のである(北方領土を加えても5番目の広さ)。なんと一村で東京23区を上回る。しかし面積の大半を山岳地帯が占め、人口は僅か4000人足らずである。しかしそれでも奈良県南部では都会の方。

歴史

十津川は、古くは神武天皇の東征の際に、八咫烏として大和へ導いたり、 壬申の乱時に十津川郷士と言われた地元の武装集団が武功を挙げ、以来明治時代まで1200年以上に渡って朝廷から免税特権を与えられた一種の独立特区であった。村章は朝廷から賜った「菱十」で、村内にある奈良県立十津川高校は孝明天皇の内勅によって建てられた「文武館」が前身となっている。
また、数々の戦いに落ち延びた落ち武者や政争に敗れた貴族の隠れ里としても知られ、都にほど近いにも関わらず急峻な地形による交通の不便さから長く独立性を保った。

慶応3年(1867年)に起きた坂本龍馬中岡慎太郎暗殺事件で、近江屋を訪れた刺客は「十津川郷士」を名乗り、2人を油断させたといわれている。

観光

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
・熊野参詣道小辺路
・大峯奥駈道
・玉置神社
(梵鐘、社務所及び台所が国の重要文化財)
・谷瀬の吊り橋
(日本最長の生活用鉄線吊り橋)
・瀞峡
・十津川温泉郷
(上湯温泉、湯泉地温泉、十津川温泉の総称)
十津川村は、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をした村でもあり、村中の温泉施設がお湯の循環、再利用を一切せず、また沸かしたり薄めたりせず源泉湯をかけ流している。これは、十津川村の豊富な湯量だからできる贅沢な温泉なのである。

アクセス

奈良県内からでもおよそ3~4時間ほどかかる。五條市内より国道168号線を延々と下る。
かつては五條より新宮まで国鉄五新線の敷設が計画されたが凍結。現在公共交通機関としては近鉄大和八木駅から同御所駅・JR五条駅を経由する奈良交通八木新宮線が通じている。
同線は熊野本宮を経由してJR新宮駅まで通じており、和歌山県三重県からだとこっちの方が多少近い。愛知県からでもそうだろうか。大阪府からは大和八木や五条へのアクセスがいいので北から乗っていく方が近いかもしれない。

余談

かの有名な十津川警部は十津川村から名前がとられたのだという。なお、十津川警部は「とつがわ」と読むが村名は「とつかわ」と読む。ただ残念なことに十津川村に鉄道は通じていないので、警部が来ることはないし事件も起こらない。多分

新十津川町はかつて十津川村で発生した大水害により、北海道の同地に村民が集団移住したことで出来た町である。今から120年以上前の出来事であるが、地元民によると近年まで関西弁の住民もいたとされる。ただ十津川は東京式アクセントの村という言語学の説と矛盾するため、これが十津川出身の人によるものかは真偽不明。何れにせよ現住民にも十津川村村民の子孫が存在するのは事実である。

札沼線 新十津川駅ノート(23.07.07)


新十津川町の方が町だったり人口が多かったりするのはご愛嬌。また鉄道も通じている(但し長らく1日3本、2016年以降は1日1本のみしか走っておらず、近く廃線予定である。廃止後は近くの滝川駅などが代替となる)。

関連項目

奈良県吉野郡

外部リンク

十津川村ポータルサイト
十津川村観光協会

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