合成の誤謬
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ごうせいのごびゅう
個人単位では正しいことでも、社会や経済全体で見ると悪い結果をもたらしてしまう行動のこと。
第二次世界大戦前後に活躍した英国の経済学者ジョン・メイナード・ケインズの学派が提唱した概念。
不景気下において消費を減らし節約・貯蓄を進めていくのは一般家庭単位(ミクロ)では正しい経済策であるが、世の誰もがみなこれを行うと国や世界全体(マクロ)の物価や賃金まで下がっていき結果的に貯蓄を切り崩すことになるという本末転倒を招く。
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