概要
20年以上前から趣味でおっさんの絵を描いてネットに投稿している人。現在はイラストレーター、ライターとして活動しており、仕事でもおっさんの絵を描いている。
外見はメガネをかけ、髭を生やしたおっさん。顔色は土気色。髪型は短かったりモヒカンだったりする。
元々は吉田が運営していた絵日記サイト(ほかに、ゲームのプレイ日記や巨大な食べ物を作って食べる企画などがあった)における自画像である。運営が始まった20年ほど前は吉田も高校生であったが、その頃から中年のような老け顔で描かれていた。
ちなみにおばちゃん・猫なども描いているので、決して「おっさん(風の自画像)だけ」描いているわけではない。ただし、本人は「おっさんしか描けない」と発言したことがある。
イラストレーター・ライターになる以前は電気設備関係の仕事や犬の訓練士などをしていた。
誕生日は2月17日。年齢については2021年の誕生日に「(年齢を計算するうちに2020か2021かよくわからなくなったので)多分38歳になりました」とコメントしている。
モブキャラ・吉田輝和として
ネットで付き合いのあった漫画家、紙魚丸に、Twitter上で「銃刀法不法所持で捕まる人役で吉田輝和って使っていーい?」と聞かれ、快諾した結果、漫画「惰性67パーセント」で上記の自画像と名前がモブの犯罪者として登場。
その後吉田輝和がモブとして登場しているのを知った漫画家たちも様々な形で登場させるようになった(※元ネタをよく知らず便乗で起用した場合もあるが、20年近く活動していたことから密かに知られていたようである)。例えば、『からかい上手の高木さん』や『ちおちゃんの通学路』では劇中の漫画のキャラクターとして登場。『吸血鬼すぐ死ぬ』では吸血鬼熱烈キッスの上司(「吉田のおっさん」)として登場。アニメにもモブとして登場した。
なお、ここまで広まった理由について本人は「川崎直孝さんが『吉田を漫画に登場させるとその漫画は売れる!』と広めてくださったみたいで…」とTOPPAのインタビューで語っている。
このように半ばフリー素材と化している現状について、本人は「自分の作品に吉田輝和を出したい方がいらっしゃれば、商業・同人、漫画や小説、ゲームでもアニメでもなんでもどうぞ。許可も報告も不要です。でも描いたら教えてもらえると嬉しいです。」とコメント。さらに「『フリー素材です!』と言い切ってしまうと何かしらの弊害がありそうなので、フリー素材ではありません。でもまあ大体フリー素材みたいなもんと認識していただいて大丈夫です。半フリー素材です。」と自身のnoteで言及している。noteの記事
なお、本人も友人からこの記事のことを知らされたとのことで、Twitterで反応していた。