「沖縄で生まれて60年…… 内地から来たガキに説教される程 老いぼれちゃいねえ!」
「久々に思い出したぜ! 街で暴れまわっていた頃の 自分をよぉ!」
CV:泉谷しげる
概要
『龍が如く3』に登場する沖縄の極道組織「琉道一家」組長で、シノギとして運営している不動産会社「名嘉原興業」社長。60歳。
義理人情に厚く、生まれ育った沖縄を誰よりも愛している男で、南国の花ハイビスカスと、沖縄の伝統的な像シーサーの刺青を彫ってある。
また、「咲(CV:庄司宇芽香、メイン画像左)」という、ある理由により失声症となった少女を養子としている。
劇中の活躍
主人公・桐生一馬が沖縄で「アサガオ」という児童養護施設を設立した際に、その土地を名嘉原興業が所有したため、土地買収の件で彼と揉め、桐生と対面した際には長ドスを持ち出して脅すなど対立していたが、同じく土地買収に関わっていた東城会の末端組織である玉城組に咲を誘拐された際に、協力してくれた桐生の男気に惚れ、彼と和解した後、「兄弟」の盃を交わすこととなる。
その一年後(物語冒頭)、CIAによって再度土地買収を強要され、それを断ったがためにアンドレ・リチャードソンに銃撃され重傷を負うが、手術によって一命を取り留める。
そして、アサガオを破壊した玉城鉄生に今度は自身が誘拐され、闘牛場にて獰猛な闘牛に殺されそうになるが、桐生と共に駆けつけ、父親代わりと言える名嘉原の危機を前にして初めて声を出せた咲を目にし、火事場の馬鹿力を発揮して数百キロあるであろう闘牛を投げ飛ばした。
そして、玉城の銃撃から桐生を庇って死亡した若頭・島袋力也を前に茫然自失としていた。
余談
本来「~一家」と名の付く団体のリーダーは基本的に「総長」で、名嘉原のように組長という名称が使用されることはほぼない。