激獣拳なんて使う奴は嘘つきで信用ならないんだよ!
概要
修行その29「グダグダヘレヘレ!ショッピング」に登場する、骨董屋「含韻の幽幻堂」の店主を務める人物。
内側を紫色に染めた若干ウェーブがかったロングの白髪、ヒッピー風のバンダナと衣装、幾つも嵌めた指輪が特徴の老婆でパイプを常に携帯している。あとパンダをペットとして飼っている。
過去にケンから操獣刀を10万円で買い取っており、それを買い戻しに来たケンとレツを獣拳使いと見抜き二人に様々な罠に嵌める。
特技として独自の配合で作り出したお香を吹きかけることで相手に幻を見せることを得意とする。
なんとか罠を潜り抜けた二人は店の二階の住居スペースに着くのだが、そこにはなぜかバット・リーとのツーショット写真があり・・・?
その過去
かつて起きた戦争(おそらく激臨の大乱)により家族と家を失い、盗賊に追われるという地獄のような日々を過ごすうちに彼女は自殺願望を抱いてしまう。そんな時彼女の前に現れた救世主がバット・リーだった。
既に人の姿を捨て獣の体となった彼だったが、含韻は彼に好意を抱くようになる。そして彼に自身の大切なお守りを渡し、「ずっと一緒にいてほしい」と願う彼女だったが、獣拳を極める道を選んでいたリーは彼女の下を去ってしまう。
それによって含韻は「あの人は自分のことが邪魔になった」と勘違いし、獣拳使いを嫌うようになってしまったのだった。
その後
誤解を解くためにケンに無理矢理背負われてバット・リーの下へ連行される。「どうせ自分のことなんて覚えてない」と不貞腐れる彼女だったが、嘗てリーにあげたお守りを見せられたことで号泣。そしてケンがいつの間にか持ってきていた幻術のお香で少女の姿に戻され、リーから「獣拳に生涯を費やすと決めた自分といては不幸になってしまう」「だが心だけは一緒にいようと決めた」と彼の覚悟を聞き、縋り付いて謝罪。
そしてケンにどうしてここまでしてくれたのか理由を聞き出し、彼の覚悟も受け入れたことで完全に和解。彼に操獣刀を渡した。