呪腹の大樹
まじないばらのたいじゅ
英語表記:Curse-Rotted Greatwood
エリア「不死街」で闘う事になるボスキャラクター。
元々は人々からの信仰を集める神樹だったが、人々がやがて不死街の人々が流れ着いた呪いの品を神樹の中に納めるようになり、今の姿に変異したようだ。
不気味に分かれた枝とそこから垂れ下がる白い果実のような何か、全身に存在する白い卵、手足のように発達した幹など凡そ樹とは思えない外見をしており非常に不気味。
また、内部には人ならざる何かが住んでいると伝えられている。
巨体から分かるように動きは非常に鈍重。基本的には手足で周囲を薙ぎ払ったり巨体でプレイヤーを押し潰して攻撃してくる。時折果実を降らせてくるが、果実が落ちた場所には黄色い液体が広がり、その上に乗るとダメージを受ける上に動きが鈍くなってしまうため注意。
大樹本体は非常に大きいがその分エリアも広いため退避は用意だが、周辺に多数の貧民亡者が無限湧きしてくる。
大樹の攻撃に巻き込むことができるので上手く攻撃を誘導しよう。
呪腹の大樹の幹の部分には攻撃が通用しない。しかし所々にある白い卵が弱点となっており、基本的にはここを攻撃・破壊してダメージを与えていくこととなる(致死の白霧などを使えば卵を破壊せずとも撃破可能)
腹部にある大きな繭を破壊すると第2形態に移行。
フィールドを崩落させ、エリア下層にある広場で闘うことになる。無限湧きする貧民亡者はいなくなるものの大樹からは白い人の腕のような何かが生えてくる。
この腕は弱点であるが同時に強力な武器であり、高威力の掴み攻撃をしてくる。
勝手が分からない内は苦戦するかもしれないが慣れると簡単に倒すことができる。
このボス自体は倒さなくともストーリーの進行に影響は無いが、ボスソウルを強力な装備や魔法に変換できる重要アイテム「錬成炉」をドロップする為是非倒そう。
呪腹の大樹が落とす「呪腹の大樹のソウル」からは武器「亡者狩りの大剣」と「アルスターの槍」を錬成可能。
前者は亡者特攻と優秀な特殊モーション、後者は毒属性と敵を倒した際のHP回復効果を持つ強力な武器である。
尚前者は前作「DARK SOULS II」の登場NPC「ミラのルカティエル」が使用していた「正統騎士団の大剣」と同じものである。
呪腹の大樹が第2形態に移動するエリアにはNPC「聖騎士フォドリック」がいるのだが、彼は大樹が第2形態になった時点でエリア崩落に巻き込まれて死亡してしまう。その場合、フォドリックについてのイベントが進められなくなってしまう。イベント自体はストーリーの進行には一切影響せず、本来フォドリックのイベントで入手できるアイテムも救済措置として別のイベントを進めることで入手できるため、特にデメリットは存在しない。フォドリックのイベント自体は呪腹の大樹と戦闘する前に行うことが出来るため、興味のある人は先にフォドリックのイベントを進めた方が良いだろう。