腐向けであるため一般向け作品との住み分けの為に、「SOULCATCHER(腐)」や「腐向け」のタグを付けを推奨。
別タグ 咲涼
概要
漫画「SOULCATCHER(S)」に登場する管崎咲良と金井淵涼のBLカップリングタグ。
咲良は自由奔放、金井淵は真面目と二人の性格は正反対の様だが、星合曰く自分の主張通したい人同士と評していることから案外両者は本質的に似ているのかもしれない。
※ネタバレ
以下スクロールで本編のネタバレがあるので注意。
舞う桜編にて咲良の存在と二人の関係が明かされた。普段は感情を表に出さない金井淵も咲良に関する事では動揺を見せている。
いがみ合いながらも演奏の実力を互いに認め合っている事から二人の信頼の深さが窺える。
二人は金井淵がピアノをやっていた小学生時代に出会い、中学では管崎舞、川和壬獅郎、星合美子と共に同じ学校だった。
音を聴いて匂いを感じる共感覚を持つ咲良は金井淵の才能を見抜きトロンボーンへの転向を勧める。しかし金井淵は反発し以後咲良に対抗心を燃やすようになった。
中学に入りトロンボーンを始めた事によって二人の関係は変化していく。ピアニストとして絶望していた金井淵の才能を開花させ、最高の音楽=桜の音を完成させるなど二人は困難を共に乗り越えていき友情を深めていった。
だが交通事故に遭い、金井淵を庇った咲良は後遺症により両腕が動かなくなりピアノが弾けなくなってしまった。それと同時に共感覚も失う。その償いの為金井淵は咲良の代わりにかつて咲良と出した桜の音に辿り着く決意をした。
咲良への深い罪悪感を抱え自分を犠牲にしてまで贖罪をしようとする金井淵と自分を犠牲にしてまで金井淵を守った咲良。この二人の間には様々な要因が絡んだ複雑な感情があるのだろう。BLというフィルターを付けども付けずとも大変惹かれるものがある。
この二人の関係は舞う桜編における一つのキーである。
舞う桜編のクライマックスで使われた金井淵が咲良と自分を重ねていたという曲と金井淵が心の奥底に沈めていて墓場まで持って行こうとした秘密に関しては是非その目で確かめて頂きたい。
公式Twitterでは原作者神海英雄先生による直筆の二人のイラストが描かれているものもあるので必見である。
因みに小説版3巻には原作では描写のなかった舞う桜編後の二人が書かれているのでこちらも併せて読んで頂きたい。
関連タグ
リバタグ 咲涼咲