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プロフィール編集

誕生日11月18日
身長奏馬より少し低い
メイン楽器チューバ
サブ楽器スーザフォン
好きな食べ物チャーハン
好きな音楽ボサノヴァクラシック
備考文房具の新商品が出るとついつい買ってしまう。

概要編集

SOULCATCHER(S)の登場人物。鳴苑高校吹奏楽部二年で、チューバのパートリーダー。

短髪と眼鏡が特徴の、背の高い男子生徒。


神峰翔太に見える「心」の形は神峰に見える彼の心は、「全てを断ち切るようなチェーンソー、あるいは「顔左半分をジェイソンのような面をかぶったジャージ姿の本人」。

ただし、そのチェーンソーの音は非常に攻撃的ながら、エンジン音が悲鳴のように鳴り響いている。


人物編集

冷静沈着で、表情をまるで動かさず、現実主義に見える。

だが、それは過去の事件が関係しているだけであって、本来は決して情がない人物ではない。


能力編集

その音量から本気になれば全ての低音楽器を従える力を持つチューバのパートリーダーとして、その実力は全国クラスと認められている。

楽譜に忠実に演奏する「型」を重視しており、彼にかかればバンド全体に影響を与える力を持つ弦野政彦すら「形無し」としてねじ伏せてしまう。

「型」を身に付けるには基礎練習と勉強をやり抜く必要があり、弦野をねじ伏せる実力を持つ川和がどれほど勉強してきたのかが窺い知れる。


問題編集

彼の抱えている問題は「変化への恐れ」

前述したとおり、金井淵、川和、舞、星合、そしてもう一人、舞の双子の兄である管崎咲良とは中学で出会って以来の大切な幼馴染だった。

だが中学2年の3月、金井淵と咲良のちょっとした言い合いから起きた事故で咲良の両腕が動かなくなったことで、全ての歯車が狂いだす。


これ以上の悪い変化を恐れ現状維持を望むあまり、心に湧き上がる希望を押し殺し続けていた。

さらに咲良から密かに「一生このままだったら、みんなオレのせいで前に進めなくなっちまう」「あの3人の中にいるオレを斬り倒してくれ」と頼まれており、その頼みを果たすため、幼馴染たちに音楽を辞めさせるために音楽をやっている状態であった。


活躍編集

「舞う桜編」前編集

神峰が入部した日に初めて顔を合わせるが、この時は興味なさげに見つめるだけだった。

神峰が天籟ウインドフェスで一曲指揮をするかの指揮者選抜投票では、理由を述べるシーンはなかったが反対票に入れている。

ウィンドフェス後のアンサンブルコンテストでは金管六重奏として奏馬俊平音羽悟偉、金井淵、星合、舞と共に挑み、県大会、西関東大会を勝ち抜く。

アンサンブルコンテストの同日に野球部の応援があり、応援のために金管楽器のパートメンバーを借りたいと神峰から申し出があった時には、他の3人同様に特に断る様子は見せなかった。そしてその際、「お前には 星合美子を掴めない」と意味深な言葉を告げている。

そして同日のアンサンブルコンテスト全国大会では、メンバー全体で最高のパフォーマンスを見せるも、銀賞に終わる。


「舞う桜編」編集

新年度、舞と神峰が話している途中に姿を現し、「誰にも 桜の匂いなんか感じ取れない」と舞に告げる。直後の練習の際、練習に混ざっていた天籟高校の弾徹也から、「風がよどんでる」と指摘される。そこから弾は春に起きた自身の挫折と再起を語るのだが、その時には悲しそうな表情をしていた。

その夜、神峰が誰にも言っていないはずの「5人目」の存在を指摘した際、金井淵が「5人目」がいないといったことを咎める。そして、思い出話の後に星合を拒絶して去ろうとした際、「何も言わずに寄り添ってやれ」と星合に助言した。

そして別の日、「これ以上あたし達に関わらないで」と星合が神峰を拒絶していた際にも現れ、「誰もあいつのようにはなれない」と星合に告げつつ、「5人目」こと咲良は生きているが共感覚を失ったことを神峰たちに伝えた。


地元の幼稚園コンサートの後、神峰に希望を見出したことを伝えに来た星合と舞に対し、「咲良の現状」という現実を以って、「”あの頃”にはもう戻れない」と星合と舞に芽生えた「希望」を斬り倒そうとする。だが、それは神峰に割って入られたことで止められた。

その後、「桜の音に挑戦させてほしい」「咲良さんに会ってみたい」と頼んできた神峰に対し、何も言わずに去ろうとしながらも、全身をバラバラにしかねないほどの「怒り」「敵意」「嫌悪」を「見」せた。だが、少しして「全てが無意味だったと気付くはずだ」と言いつつ、神峰と刻阪を咲良を引き合わせることを承諾。

咲良と引き合わせた後、神峰が病院内でミニコンサートを開く際には、出会わせた責任があるからということで参加。演奏中、両腕の動かない咲良が歌で演奏に参加してきた時には驚愕の表情を浮かべており、演奏後に咲良が「演奏者としての気概」を取り戻した時は冷や汗を流していた。金井淵達5人の過去を咲良が教えた後、攻撃的な敵意を向けたまま、これ以上本当に関わるのかと警告したが、逆に神峰は覚悟を決めた目を向けてきた。


スプリングコンサート前の練習で、川和のチューバが弦野政彦コントラバスをねじ伏せたが、直後に練習の指揮をしていた顧問の谺夕子に代わって神峰が参戦。弦野と御器谷忍の力を借りて川和に挑みかかる。

チューバの低音における圧倒的優位性を持って何度もねじ伏せるも、その度に神峰は立ち上がる。その中で、彼の「変化を恐れる」本心を見抜いた神峰から「失敗を恐れるな」という指示が飛び出す。自分をズルイ奴だと認めながら、希望を切り倒し続ける川和は、自分とは反対に、神峰が部に入ってからリスクばかりを選び取ってきた理由を心中で問いかける。


「なぜだ」「失うものがないからか?」「必死になってまで守りたいものがないからか?」「なぜだ」


本来聞こえないはずの心中の声は、しかし神峰には「見」えるからこそ届いたのであろう。その答えは彼に向けた叫びと言う予想外の形で返ってきた。


神峰「死んでも欲しいものがあるからだァ!!!」

神峰「オレが生まれてきた意味だ!! この「目」があっても生きててよかったと思える確信だ!! 今それをやってんだろうがァ!!!」


そして神峰は彼の心にある希望を奮い立たせるように、言葉を続けていき。


神峰「全員で行くんだよ!! 桜の香りのする場所へ!!! 虹のかかる場所へ!!」「オレが つれていく!!!」


その言葉に触発されるように、川和のチューバの音にあった「重苦しさ」が無くなり、本来課題曲で必要な跳ねてるように聞こえながら感じられなかった音の違和感がなくなった。同時に「心」の中の川和は「心」に残っていた最後の桜の木にチェーンソーを当てるや、「川和自身が望む理想の未来」である金井淵と星合、管崎と自分、そして咲良が再び共に演奏している情景を映した彫刻を作り上げた。


スプリングコンサートの一曲目で行われた神峰と金井淵の激突では神峰に加勢。二曲目では混声六重奏の参加メンバーとして「春よ、来い」の演奏を行うが、演奏後半で動かなかった咲良の両腕が動き出す奇跡が起きる。演奏後は5人で抱き合い、全てが戻ったことに涙を浮かべながら、年相応の笑みを浮かべるのであった。


問題解決後編集

問題解決後の川和の「心」では、新しい「希望」の植樹を始めるようになる。また、御器谷からは神峰に「型」の大切さを伝えるため、神峰の音楽の勉強に協力してほしいと頼まれている。

コンサートでは県大会、西関東大会と要所で活躍。特に西関東大会では弦野と共に「神峰の音楽」を貫くための力となった。

全国大会では神峰の指揮がまだまだ未熟だと感じるが、ふと、自分が来年を「心配」していることに気付く。

かつて自分や仲間たちの希望を斬り倒していた「過去」と、来年に想いを馳せている「現在」から、「未来」を楽しみとしていることに気付いた。

来年は用がなくても部活に遊びに来るウザイOBになってそうだと微笑しながら、自分を助けてくれた神峰に恩を返すべく、御器谷と共に「吹奏楽の根」としての情熱を秘めた低音を解放。唄方幸乃を引き離し、神峰が目指す「虹の音」に辿り着くピースのひとつとなった。


余談編集

名字には、和音の「和」の字が入っている。


関連タグ編集

週刊少年ジャンプ SOULCATCHER(S)

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