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唐山陶人

とうやまとうじん

人間国宝、しかし女に目のない好人物で苗字はからやまとも読まれる。
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演者一覧編集

CV:富田耕生 / ドラマ版:田村高廣(パート1、3、5)、内田朝雄(パート2)、久米明(パート4)

概要編集

美味しんぼ』に登場するキャラクターで、人間国宝である陶芸家海原雄山の師匠で、その息子である山岡士郎を孫のように可愛がっている。

上記2人を天才と認め、彼らの傲岸さにも落ち着いて接する人格者。芸術家特有の我が儘さはあるものの、それ以上に温厚な面が目立つ好人物。お茶目でもある。

究極のメニュー及び至高のメニューに関連する人物からは常に「先生」と呼ばれている。


3000人もの弟子がおり作中でも何人か登場しているが(田中周一等のネームドもいる)、雄山以外に気に入った弟子は一人もいないらしい。

が、雄山の愛弟子である岡星良三は陶人のお眼鏡に適う俊才であり、彼のような弟子を持った雄山に嫉妬したことが影響して彼らの人間関係が悪化したことが一時あったが、陶人の真意を見抜いた士郎が雄山の前でそれを曝露したこと、陶人がそれを率直に認め雄山に謝罪したこと、更に雄山が「私の弟子ということは先生の弟子でもある」ととりなしたことで事なきを得た。



士郎は本当の祖父のように彼に甘え、陶人もそれに応じている。

一方で雄山は生意気な口を利くことが多いが、本気で陶人を尊敬している。

士郎・雄山ともに陶人の期待には全身全霊を籠めて応えようとし、陶人が厭世的になった際にはその都度それぞれの方法論をもって真摯に向き合ってきた。

そのため、彼は2人が仲たがいしていることに心を痛め、和解させようとたびたび手を打ってきた。


その一方で、士郎が「女に目のない助平じじい」というように、自他ともに認める女好き。

本人も、「前の嫁さんに先立たれてからずっとプレイボーイの生活を送ってきた」と本気で言っている。今の嫁さんである領子さんと物凄く年が離れているが、お互い本気で愛し合い、公然と他人の前でもイチャイチャし、士郎が「暑苦しい!!」と突っ込むのがお約束


栗田ゆう子とは初対面からお互い好印象を抱き、2人で士郎と雄山を和解させるために協力していた。

彼らが長きにわたる確執を乗り越えて歩み寄る決意をしたコミックス102巻の表紙には陶人も描かれている。


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