概要
公園開設が企画されたのは1978年(昭和53年)頃である。
昭和天皇の在位50周年記念事業の一環として建設が閣議決定され、1977年に全面返還となった在日米空軍立川基地跡地がその敷地に充てられる事になった。
以降着々と設備の造営整備が進められ、1983年10月26日に昭和天皇の臨席を仰いで開園式を挙行した。
開園はレインボープールや子供の森、日本庭園、砂川口、盆栽苑等次々と施設が整備され、2005年(平成17年)11月にはみどりの文化ゾーンと同時に昭和天皇記念館がオープンする。
2021年現在公園は
①みどりの文化ゾーン
②展示施設ゾーン
③水のゾーン
④広場ゾーン
⑤森のゾーン
によって構成される。
自然体験イベントをはじめ、サンデースポーツ教室、野鳥観察会、ディスクゴルフ教室、山野草展といった催しが通年で開催。
夏にはレインボープールのオープンや立川まつり花火大会、
秋には箱根駅伝予選会の会場やコスモスまつり、
冬にはウィンタービスタイルミネーション、
など季節ごとの催事が多数行われ、訪れる人々に自然に親しむ憩いと安らぎのひと時を提供している。
また災害時の広域避難所としての機能も兼ね備えている。
具体的には園路の幅を広く確保して円滑な避難時の移動ができるように配慮を施すほか、立川広域防災基地とも連携して救援隊のベースキャンプや救援所、物資集積所に公園の全施設を充てられるように細かい配慮が行き届いている。
入場料は、子ども(小中学生まで)は無料。
大人(15歳以上)は一般450円、団体290円、年間パスポート4500円となっている。