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概要編集

愛知県豊橋市から名古屋市桑名市四日市市津市などを経由して伊勢市にある伊勢神宮内宮へ向かう国道。

起点から四日市までは国道1号の事実上のバイパスとして機能している。


愛知県三河地区の一部を除き全線4車線で整備されており、特に名古屋市内はバイパスとして利用価値が非常に高い(2016年には移動時間短縮の為、愛知県名古屋市会等で立体化(立体区間の拡大)の意見が示唆された)。


尚、終点の伊勢神宮内宮はどこの国道とも接続していないのが特徴である。


又、三河地区のバイパスが完成すると国道1号より便利になる(但し暫定2車線区間なので注意が必要)。


主に伊勢湾を回って1周する国道だが、伊勢から豊橋に行くには国道42号の一環で運用されている伊勢湾フェリー経由で伊勢に行く方が早い為、1990年代より東名高速三ヶ日-国道23号三河港周辺を浜松湖西豊橋道で結び、渥美半島を経て伊勢湾大橋で鳥羽へ接続させる候補がある。


路線の概況編集

愛知県豊橋市~同県豊明市(名豊道路)編集

豊橋市の豊橋東ICから豊明市の豊明ICまでの72.7km(未開通の9.1km含む)の区間は名豊道路と呼ばれる高規格なバイパス群となっている。この区間には信号が存在せず、歩行者や自転車の他、道交法上での原付も通れない。制限速度は60km/hであり、後に紹介する区間よりも速度取り締まりが厳しいため、速度超過は禁物である。西尾東ICまではごく一部の区間をのぞき暫定2車線のためノロノロ運転になりやすく、国道1号や伊勢湾岸自動車道に接続する豊明ICでは朝夕を中心に渋滞が頻発するため、追突事故に注意が必要。


なお、2024年8月現在も未開通である豊川為当(とよかわためとう)IC~蒲郡ICまでの9.1kmの区間は2024年度に暫定2車線で開通する予定。開通するまでは、県道31号~国道247号~国道473号、もしくは県道31号~国道1号~県道73号などの方法で迂回を強いられる。


豊明市~三重県鈴鹿市(名四国道)編集

豊明ICから鈴鹿市の中勢バイパス始点までは名四国道(めいよん/めいし こくどう)と呼ばれる。名豊道路が終わっても名古屋市緑区にある大高ICまでは信号が無い。折戸交差点で始めて信号が現れるが、2kmほど進んで浜田町交差点を出ると、信号の無い区間が約7km続く。その後、4つほど信号を過ぎるとまた信号が無くなり、名古屋市を出て飛島村に入る。飛島村から三重県との県境を過ぎるまでは信号がよく現れるが、流れは悪くない。三重県木曽岬町の三崎交差点からは木曽三川を渡るが、この区間はもともと「名四道路」という有料道路であったため、信号が無く平面のICになっていたり、PA(長島PA)が存在していたりと有料道路であった面影を残している。木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)を越えると信号が増え、桑名市や三重県一の都市である四日市市を通ることになるが、市街地は国道1号沿いに発展しているので、市内を移動する車両で混雑することはない。四日市市南部には国道25号との交差点があり、ここで、当該国道は国道1号バイパスとしての役割を終える。鈴鹿大橋を越えると鈴鹿市に入る。


鈴鹿市~同県伊勢市編集

鈴鹿市をしばらく走っていると、右側に分岐が現れる。右に行けば中勢バイパス、直進すれば現道である。中勢バイパスは2023年に全区間が開通したバイパスであるが、すべて暫定2車線のため日中に渋滞が頻発する。かといって現道を使うと、県庁所在地である津市の中心街を通るため、こちらも混雑する。中勢バイパスは久居野村交差点からバイパス終点まで信号がない快走路となる。現道とバイパスは松阪市の小津町交差点で合流し、両者とも終点近くまで南勢バイパスを走ることとなる。松阪市街から終点までは渋滞気味になりやすい。伊勢市街を囲うように回り、伊勢自動車道・伊勢二見鳥羽ラインの伊勢ICを2km半ほど下ると終点の内宮前交差点に到着する。


主な接続国道・高速道路等編集


関連項目編集

国道 国道1号

国道246号…当国道の関東版。

国道171号…当国道の関西版。

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国道 こくどう

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