概要
三重県四日市市~大阪府大阪市北区に至る国道であり、名阪国道や御堂筋が存在する国道である。
御堂筋や名阪国道を除いて片側1車線以下の道路が非常に多いのがこの国道の特徴であり、2桁国道としては道路状況が悪い。特に関宿から天理市まで名阪国道と並行する区間は1車線が多く2桁国道唯一のダート区間も存在する酷道となっており、「非名阪」の俗称で呼ばれる。
歴史
名阪国道を除く現道のルーツとなるのは、大阪から斑鳩町を経由し奈良・平城京を結ぶ竜田越奈良街道及び奈良から伊賀上野を経由し東海道の関宿に至る大和街道である。
1952年12月に竜田越奈良街道の区間を踏襲し、一級国道25号(大阪府大阪市~奈良県奈良市)として制定施行された。
翌年の1953年に大和街道を踏襲した二級国道163号・大阪四日市線(大阪府大阪市~三重県四日市市)が制定施行される。
1964年、名阪国道の建設に伴い、併走する県道・天理上野線及び、163号の上野市~四日市市までの区間を編入し現在のルートになる。同時に、起点を三重県四日市市に、終点を大阪府大阪市に変更した。
1965年には一級・二級の区別が無くなり、一般国道25号となり現在に至る。
国道25号に関連する道
御堂筋
梅田駅~難波駅に向かう通りで難波方面に向かう一方通行の道である。
名阪国道
事故が多く危険な道で有名である。