概要
高知県南西部にある市。
1954年(昭和29年)8月1日。清水町、下ノ加江町、三崎町、下川口町の4町が合併して土佐清水市として発足。
市名に土佐がついているのは既に清水市が存在していた為、重複を避けるために付与された。
但し、清水市は静岡市に合併された為、清水が名の付く市名は唯一となる。
又、平成以降は合併した経験はない。
市内に鉄道はなく、最寄り駅は土佐くろしお鉄道中村線・宿毛線の中村駅が最寄り駅となっている。
一般国道も321号のみとなっている。
そして足摺岬の先に四国八十八箇所の第三十八番札所、金剛福寺がある。前の札所は四万十町の三十七番札所・岩本寺だが、この岩本寺から金剛福寺までのルートは四万十市をもスルーするため八十八箇所巡礼の札所間最長距離(約80.7km)を誇る。
そのため中間地となる市野瀬集落には、休憩所として番外霊場となる仏堂である真念庵が置かれており現在でも貴重な遍路遺構として知られる。
金剛福寺の後の札所は宿毛市の三十八番札所・延光寺である。
隣接する自治体は宿毛市、四万十市、幡多郡大月町、三原村となっている。