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地獄の沙汰も金次第

じごくのざたもかねしだい

「地獄の沙汰も金次第」とは、日本のことわざの一つ。
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意味

一般において、「地獄の裁判も金の力で有利になる。この世はすべて金の力で左右されるというたとえ」などと書かれた辞書さえ存在するが、これは言葉の意味を履き違えたとんでもない誤解である

本来の意味

あるところの山寺に、麓で多くの使用人を使う長者様が亡くなられ、そのお葬式をお願いしますと依頼が来たので、和尚が葬儀の準備していると、和尚にその長者が地獄に墜ちていく光景が見えて来たのです。
このままでは長者さんの霊は地獄に墜ちてしまうと、直ぐに小僧を長者の屋敷に走らせて、「長者さんの全財産を村人に分けなさい。そうしないと長者さんの霊は地獄界に墜ちますよ」と知らせました。
長者の遺族は、地獄に墜ちるのでは大変だと、直ぐにその財を村人達に分けた。その結果によって、地獄行きの沙汰が変更になったのです。

というのが原話で、解るとおりこの諺とは意味が全く違っている。
閻魔大王に賄賂を贈って情けをもらう、ということを言っているのではなく、大金持ちに対して「余りある財を捨てて世のため人のために尽くし“徳”を積みなさい」と説いているのである。

そもそも金はあの世に持っていけないのだから、地獄の沙汰を金でどうこうするなど土台無理である。
これについてある専門家によれば、閻魔大王が良きこと悪きことを全て記録しているという『閻魔帳』は、人の一人一人が魂にあって死した後に提出するとされており、そのため『地獄の沙汰も魂(たま)次第』というのが本来の名称ではないかとしている。

ザックリ言うとこういう事である

金さえあれば何でも出来ると思ったら大間違いだ!

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