概要
宮崎駿が監督するアニメ・漫画「風の谷のナウシカ」へ登場する肩書きの一つ。
題名(タイトル)へも表記される小国「風の谷」で、御城ならびに国家へ関わる仕事を担う高齢者たち(現代で言い換えればシルバー人材である)。
頼もしいお年寄りたち
小国「風の谷」では、腐海の毒に侵され病気・四肢硬化などがみられ、満足に農作業が出来ない代わりに城勤めをする年配の男達がおり、通称で「城オジ」とも呼ばれる。
見た目も言動もくたびれた御爺ちゃんもいるが、お城へ勤めるまでの経緯「腐海の毒に侵される危険と隣り合わせな外仕事を務めていた」「肉体労働が主要の世界観」などから、城の警備や機械類の整備といった良き働き者な活躍をみせる。
また国家間の騒動にも参戦し、精神的-年の功で朗らかな言動とか-にも戦力的にも心強い働きぶりを発揮する。
因みに原作では「城ババ」と呼ばれる年配の女性達も登場する(上記の経緯から女性がいても普通であろう)。彼女らは城で家事をしたり、薬草作りや出陣前のナウシカの身支度を担うといった貢献する姿がみられる。
ちなみにミト爺が実年齢40歳のように、城オジ達は実は「高齢者」といえども、現在の日本の感覚では中年レベルの年齢であることも多い。腐海の毒に侵されるなどで、この世界の人間の平均寿命は大変、短く、40代まで生きられれば既に年配の類なのである。