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メーヴェ

めーうぇ

アニメ映画および漫画『風の谷のナウシカ』に登場する架空の飛行用装置。
目次 [非表示]

ドイツ語で「カモメ」を意味する。


概要

火の七日間以降にかつて存在した工業大国「エフタル」で用いられた、一人または二人用の軽量飛行装置で、一般的に用いられていた移動手段(エフタルは劇中の時代の数百年前に腐海に没して滅んでいる)。

ナウシカの時代においては、「風使い」の重要な乗り物となっている。

マンタを思わせる形状をしている。


飛ぶ為に不要な装置は一切削ぎ落としたようなシンプルな外観が特徴的であり、作品中では、主人公ナウシカの主な移動手段として愛用されている。

エンジンを備えてはいるが、風の流れなどを利用して滑空する方法が基本で、その推進力は上昇や高速飛行時のみに使われるモーターグライダーのような特徴を持つ。そのためか、劇中では「凧」とも表現されている。

作中にも、エンジンつきのものはナウシカが使用する1機しか登場していない。

作品で確認できる限りの大きさは、全幅約5m、全長約1m、全高約1mほど。色は白。

機体中央の上面に操縦者がつかまるための逆U字型の手すりが2つ付いており、原作の漫画版では「操縦把」と呼ばれている。この操縦把の間にはベルトが一本渡されており、ハンドル代わりや、乗る人間の身体を支えるために使われる。

乗る時は、機体に両足を付けて操縦把を持っての立ち乗りか、操縦把の根元付近を握って間に架かっているベルトを胸のあたりに当てて体を浮かし水平に保つ体勢で乗る。


左右の翼後縁には、可動翼を備えている。

長い翼は折り畳み可能で、貨物艇バージの翼の中にも収納することが可能。

資料によると、重さは12kgと書かれており人間の手で持ち上げることができる。

戦闘機ではないため武装は無いに等しく、あるとしても、劇中で見る限り、蟲達を静めるための光球(ひかりだま)という閃光弾の一種を散布する事ができたり、ライフルや「風使いの杖(風使いが使用する杖状の汎用工具)」を収納する場所がある程度である。


動力

機体中央部に噴気の反動で推力を発生するエンジンを積み、発進や加速、高速飛行時に使用する。飛行中の再点火、急加速も可能。

エンジンの製造技術は失われているので、残存する少数のエンジンが代々の風使いに受け継がれている。

ナウシカの乗るメーヴェの点火スイッチは、胴体後部にある収納式のペダルである。


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