概要
小野不由美の小説『十二国記』の登場人物。
※以下、「白銀の墟_玄の月」のネタバレを含みます。
戴国の女性士卒。阿選謀反前は禁軍中軍で卒長を務めていた。英章の麾下。
阿選謀反の報を受け、英章が軍を解散した後、豪商の女主人、赴葆葉に保護された。
驍宗を探す李斎と出会い、李斎を支援する葆葉との連絡役を務めた。
阿選による驍宗弾劾の場へ向かう李斎らに付き従った。その後、行方はわかっていない。
李斎の視点では、武人風の若い女と描写されている。
望んで軍に入ったものの、女であるために、体格や膂力で男に劣ることや侮られることに、悔しさを抱えていた。だが、同じ女である李斎が将軍であるのを見て救われたと、李斎自身に吐露している。