概要
『月姫 -A piece of blue glass moon-』における、シエルをヒロインとしたルート。「月の表側」の物語の一つ。
「夜の虹」とは月光によって生じる虹「月虹」のこと。また、シエルの名前の由来である日本のロックバンド「L'Arc~en~Ciel」(フランス語で虹)にもかかっていると思われる。
内容
消えない罪の所在、加害者と被害者、そして恐ろしい死徒達と吸血姫。
様々な壁と向き合いながらも奔走する、遠野志貴とシエルの物語。
旧作から大幅にリファインされており、もはや新作と言っても過言ではないほどの内容となっている。これは奈須氏が実際にプレイし直して、イマイチだと感じて全面的に直したから。むしろそう決めたからこそアルクェイドルートの「月姫」は旧作のままの形になったらしい。
今作で一新された事によってさらに強大な存在となった二十七祖達だが、それらと戦う聖堂教会もとい埋葬機関も相対的に強くなっており、これは今まで中々語られなかった教会側の話が描かれたからだと思われる。
エンディングはノーマルエンドとエクストラエンドの2つで、何故、トゥルーエンドではなくエクストラエンドなのかというと、事件の結末や落としどころまで描かれてなかったからエクストラエンドという扱いになったという。
また、ノエルの件があった為、誰かが貧乏くじを引いて失われるものがなければ嘘になってしまうからノーマルエンドはああいう帰結となったとも奈須氏は語っている。
関連イラスト
関連動画
シエルルートOP
関連項目
月姫Apieceofblueglassmoon 月姫リメイク