大和郡山主従
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やまとこおりやましゅじゅう
羽柴(豊臣)秀長と藤堂高虎の主従のこと。
近江の土豪の息子であった藤堂高虎は、10代のころから浅井長政をはじめ各地の武将に仕えて戦功をあげてきたが、仕えていた武将が滅ぼされたり冷遇されたりと上役に恵まれない日々を送ってきた。
そんな中で出会ったのが、織田信長によって北近江の大名に抜擢された羽柴秀吉の弟・秀長であった。秀長は300石を高虎に与え、その後の中国攻め、本能寺の変後の秀吉の天下取りの戦いで秀長が大和郡山城主120万石の大大名になった時には、高虎も2万石を与えられており、秀長の重臣の一人として活躍した。
秀長の没後、高虎はその養嗣子となった秀保に仕えたが、秀保が早死にした為一度は世を儚んで出家したものの秀吉に請われて還俗、その後は秀吉、次いで徳川家康に忠実に仕えて、最終的に伊勢32万石の大名にまで出世した。
秀長以前は仕える武将をとっかえひっかえし、秀長と秀保の死後は、秀吉と家康の間で強かに動いたことで高虎の対人関係に関する評価は一般に芳しくないが、少なくとも高虎は智勇をふるって秀長のために戦い、秀長も高虎の戦功に十分報いていたと言える。
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その眼に映るは【肆】
サイトに上げたものを再録。 高虎と大和豊臣家、そして徳川の過去と未来。全四話の第四話。 ゲーム内には登場しない人物も出ます。苦手な方はご注意下さい。 そもそもこの話を書くきっかけになったのは、高虎さんの一言からでした。 「少しだけ孤独が身に染みる……」 いやいやちょっと待って下さいよ!あなたにはあなたを慕ってくれる家臣がたんとおるじゃないですか!!――とわたしの脳内で藤堂家家臣一同が大騒ぎしまして。いや、高虎さんの言う「孤独」はそういう意味ではないとは思うのですが。ちょっと後ろを振り返って本当に孤独なのか見て欲しいなあという気持ちがきっかけでした。そこに大和豊臣家を絡めて、史実の色んなエピソードを混ぜて、こんな話になりました、と。初も出したかったんですが、今回は大和豊臣家をメインに据えたかったので……ごめんね、初。 (補足)関ヶ原の時、高虎さんは本来佐渡守なのですが、正信と混同を避ける為、またその後和泉守になるのでややこしいので、関ヶ原の時には既に和泉守になっていた、という設定で書いています。8,040文字pixiv小説作品 - その眼に映るは
その眼に映るは【弐】
サイトに上げたものを再録。 高虎と大和豊臣家、そして徳川の過去と未来。全四話の第二話。 ゲーム内には登場しない人物も出ます。苦手な方はご注意下さい。 秀長様はゲーム内に登場しないので、お好きなお姿で妄想して下さい。ちなみに自分のイメージでは『太閤立志伝V』です。そして第一話に続いて高虎さんが全然目立っていないと言うね…(汗)。じ、次回からはちゃんと主役になってるはず、です。5,372文字pixiv小説作品 中国大返し(高虎)※未完
中国大返しを高虎視点から。途中まで。このとき、秀長:42歳 高虎:26歳ぐらい。秀長編では、この前に秀長が本能寺の変と信長の死を聞いて呆然としている秀吉の胸倉を掴んで、天下人になる覚悟があるかどうかを問いただす場面が入ります。つまり、この時点で秀長は天下を取るつもりである、という前提。「秀長編覚書」(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=247708)の中ほどぐらいに書いてあります。歴史には詳しくないので、数字などはかなりいい加減です。当時の習慣からいって秀長が高虎を呼ぶときは「与右衛門」が普通ですが、そうでないのは自分が「高虎」という名と響きが好きなためです。つまりは、趣味です(キリッ。1,582文字pixiv小説作品【大和郡山】Brakeless Workers
大和郡山主従、ワーカホリック二人が揃って倒れる馬鹿話。ほのぼの。 佐和山だとオーバーワーク気味の主君を家臣が諫めるけど、大和郡山だと家臣の方も加減を知らないからまとめてKOされてそうという妄想の産物です。 最後になんかでしゃばってる。1,424文字pixiv小説作品- わかれうた
【創作戦国】わかれうた【高虎×秀長】
藤堂高虎と羽柴秀長の場合***豊臣で一番好きなんですよねこの二人…ほのぼの甘い二人が書きたかったけど、例の如くオチは悲しい仕立てです← ちなみに過去にサイトにupした奴の改良?版です← 二人の十五年間に乾杯←2,389文字pixiv小説作品 - 虎長
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コミックマーケット93、大和郡山主従本のサンプルです。 全年齢向けですが、捏造死ネタ本ですのでご注意ください。 1日目東5ホール ノ-04a「うぐいす堂」 大和郡山主従/文庫サイズ/24p/300円/全年齢 boothにて通販受付中です。 https://shobon-dama.booth.pm/items/7271431,305文字pixiv小説作品- その眼に映るは
その眼に映るは【参】
サイトに上げたものを再録。 高虎と大和豊臣家、そして徳川の過去と未来。全四話の第三話。 ゲーム内には登場しない人物も出ます。苦手な方はご注意下さい。 最初は三話で終わるはずだったこのシリーズ、この話の部分は書く予定なかったんですが、気付いたらプロットが増えていました。そして気付いたら内容もどんどん増えていました。大木長右衛門をうっかり大木長十郎と書いてしまいたくなります(それは相棒だ)。 というわけで(?)このシリーズも次で最後。もう少しだけお付き合い下さい。9,189文字pixiv小説作品 虚の墓標
大光院には、藤堂さんのお墓もある、という今更な情報を得て書いてしまったお話です。タイトルからも分かる通り死ネタを含みます。藤堂さんと小姓A君が中心ですが、それでも大和郡山主従のつもりです、ホントすみません。秀長様ほとんど出て来ません、スミマセン。枯れ木も山の賑わいと言いますか何と言いますか・・・ ほぼねつ造(当然)、拙い表現、なんちゃって言葉使い、おかしな解釈、キャラ崩壊、歴史知識はふんわり程度、等々言い出したらキリがないのですが薄目で、生ぬるく見て頂けると・・・ それから、ほんの一部ですが痛そうな場面がございます。タグ等付けた方が良いよ、などありましたら教えて頂けたら有り難いです。 ちなみにイメージは無双の藤堂さん、百万人の秀長様です・・・ ※恐ろしい誤字を発見し、修正しました。申し訳ありません。評価、ブクマありがとうございます※4,182文字pixiv小説作品エクリプス(下)その1
何を思って始めたのやら… 戦国時代現パロ「エクリプス」の続きです。 関ヶ原前夜の藤堂さんとその周辺が書きたかっただけの作品です。 にしても、読みにくい。 ※当時あったことを無理やり現代に当てはめているため、 実際の法律や制度とはまったく関係ありません フィクションであることをご理解のうえ、お楽しみください ちなみに、 私:藤堂高虎 あの人・彼:羽柴秀長 ヨシくん:藤堂高吉6,672文字pixiv小説作品- その眼に映るは
その眼に映るは【壱】
サイトに上げたものを再録。 高虎と大和豊臣家、そして徳川の過去と未来。全四話の第一話。 ゲーム内には登場しない人物も出ます。苦手な方はご注意下さい。 最近になって戦国時代に興味を持ち、その中でも高虎さんという人にときめいてあれこれサイト巡りをしていたらこのゲームに巡り会い、例によってクリア記念に何か書こう!と思い至って始めたシリーズです。と言ってもこの話だと家康ばっかり目立って高虎さんが主役な気がしませんが(汗)。主役は高虎さんですよ! ゲームの感想としましては、公式の設定集にもありましたが、高虎さんはかませ犬でした、と……(苦笑)。でも関ヶ原を舞台にした作品で此処まで高虎さんの出番が多いものは(本人が主役の作品を除けば)あまりないように思えたので満足です。 それはさておき。 ゲーム中で色んな人の「戦う理由」が明らかになっていく中、高虎さんの「理由」は絶対秀長様絡みかと思って進めていたら最後まで全く秀長様出て来なくてちょっとガクッとなりましたが、その辺は毎度の如く「書いてないなら妄想で補えばいいじゃない」理論発動という事で、このシリーズでは秀長様との関係性を中心にやっていく予定です。でも秀長様との関係も好きですが、家康との関係も結構好きなので家康もちゃんと出ますよ~なこのシリーズ、全四話を予定しております。よろしければお付き合い下さいませ。9,822文字pixiv小説作品