概要
日本に5社ある巨大建設会社『スーパーゼネコン』の一角。
実業家の大倉喜八郎によって1873年設立された大倉組商会を源流として、渋沢栄一らの手で1887年に日本土木会社となり、1946年に現社名となった。
広告キャッチコピーは『地図に残る仕事。』で、創業以来、一戸建て住宅(現在は子会社の大成建設ハウジングが担当)から高層ビル・インフラなどの巨大土木建築に強みを持っており、ボスポラス海峡の海底トンネルなど海外でも多くの実績を残している。
みずほ銀行(厳密には合併前の旧富士銀行系派閥)を主幹事とする企業集団『芙蓉グループ』に加盟している。
コミックス・ウェーブ・フィルムとの関係
実家が長野県東部で有力なゼネコン『新津組』で、発表作品にも建設業界を匂わせるシーンをよく挿入している新海誠監督のスタジオ、コミックス・ウェーブ・フィルム制作のCMを各メディア媒体で流している。
大成建設の関係はさかのぼると2011年から始まっており、幼いころから建設インフラに親しんできた氏の一面を感じ取れる。
女性技術者の「ごめん、同級会には行けません。」という独白から始まる「シンガポール」篇は、その微妙にズレた内容から「シンガポールマウントネキ」呼ばれネットミームと化している。
彼女が関わった「シンガポール地下鉄トムソン線建設工事T226工区」は2020年に完成しており、再び誘いがあれば同級会に行けるだろう。
大成建設CM「シンガポール」篇(2018年10月)
大成建設CM「ミャンマー」篇(2020年3月)
施工物一覧
他