CV:高乃麗
概要
私立アボカド学園小学部の校長であり、パプリカ学園の大神田グロリア校長の従姉妹。
容姿は似ているが所々違いがある(左側に大きなロールがあるのは一緒だがババリアは右側に小さなロールがあり、眼鏡を着用している)他、言語に「ババ」を付ける癖がある(この点はゆいと似ている)。グロリア校長のリナちゃんよろしく伸縮と移動の可能な箒「タケちゃん」を所持し、また学園の寮長も兼任している。
ダンプリはWITHに熱狂するほど支持している一方、女の子のプリパラは嫌っており、生徒たちにはプリパラに行かない様厳しく指導している。ここら辺は前作初期のグロリア校長と似ている。
ただ生徒たちのプリチケの没収は行っておらず、草むしりの罰を与える程度で済ませている。生徒の夢を直接奪おうとしない点が、グロリア校長との数少ない違いと言える。また、現時点では友情の否定も明確にされていない。
ゆいがプリパラに出入りしていることは第2話で気付き、彼女に草むしりの罰を与えている。なお、実際に罰を与えたかは描写されていないが、第3話時点でらぁらもプリパラに出入りしていることに気付いている節が見られた。
幼い頃からアボカド学園にいた地獄ミミ子とは、一生徒と教師の関係を越えた親子さながらの関係である。
本人的には育ての親としてもっと近い関係になりたかったようで、ババリアママの略である「ババママ」と呼ばれたがっていたらしい。
彼女がプリパラを嫌う理由
この理由は第3話で明らかになった。彼女はWITHの大ファンであり、特にショウゴにメロメロである。つまり、ダンプリが盛んなパパラ宿にプリパラが進出するという事は、彼女の憧れ・WITHに対する脅威であり、自身がプリパラデビューすればWITHを裏切ってしまう行為になりかねない。ババリア校長がプリパラを嫌うのは、そのための可能性があった。
ただそれは表面上の理由であり、実際は自分が親代わりであったミミ子風紀委員長がプリパラを禁止するよう訴えたことで、ババリア校長も同調したのがきっかけである(本人も元からそのつもりはあったらしい)。事実、第2話で突然のプリパラ禁止令にミミ子だけが驚く事なく、既に知っているかの様な素振りを見せている。
結果
第1回グランプリの中継を見て、ある理由でケガをしているゆいがライブをしようとするのを阻止するために(プリチケを持っているか否か)会場に乱入しようとしたが、みれぃとそふぃに「彼女のライブを見守ってほしい」と制止される。ライブを鑑賞後、ゆいが足を痛めたにもかかわらず無理を押してライブをした目的はにのがグランプリに出場できるようにするためだったと知る。
ゆいの真意を知って感動したババリアは、らぁらを含めた3人に「プリパラを誤解していた」と、今後全生徒のプリパラ解禁を宣言する。従妹よりもかなり早い和解を果たした。
敵の立場としては当初から前述の地獄ミミ子の方が目立っていたため、ババリア校長は当初から敵キャラとしての存在が薄かった(というか、プリパラ関係を除けばダンプリ狂の普通(?)の人間であり、一方のミミ子はプリパラ嫌い以外にも風紀委員の職権を乱用し生徒を徹底的に支配している)。さらにババリア校長がプリパラの解禁を宣言したことから、本作の反勢力キャラクターは第13話以降、ミミ子(と、彼女に従う風紀委員たち)、そして妹のゆいと確執を抱えるショウゴに絞られることになった。
その後、第16話ではミミ子もプリパラを夢見ていた時の自分を思い出し、これ以降改心に向けて旅立つことになった。
第23話では帰還した彼女を暖かく出迎え、ミミ子のデザインしたコーデでプリパラデビューを果たす(それまでは入っても服装チェンジ無しのゲスト扱いだった)。彼女に念願の「ババママ」呼びをされ、涙ながらに解り合うことができたのであった。
関連タグ
大神田川ババリオ:ババリア校長の兄。
地獄ミミ子:アボカド学園の風紀委員長かつ、長年の付き合いで疑似親子。