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大谷昭宏

おおたにあきひろ

ジャーナリスト、評論家、漫画原作者。元新聞記者。東京都出身。
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読売新聞社会部の記者で当時の経験を元にした漫画作品「こちら大阪社会部」という漫画の原作を手がけたり、多くの著書を出している。

経歴編集

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1968年4月、読売新聞社に入社。1970年、大阪読売社会部(警察担当)へ異動。上司である黒田清との関係が強かった。1980年より、朝刊社会面コラム『窓』を7年間にわたって担当。


1987年、黒田が当時、取締役論説委員長だった渡邉恒雄との社内政治の対立から大阪読売を退社した際、黒田と共に黒田ジャーナルを設立。2000年7月、黒田の死去に伴い黒田ジャーナルを解散し、個人事務所を設立。その後はコメンテーターなどで活動している。



主張など編集

左翼に属する人物である。「九条の会」傘下の「マスコミ九条の会」呼びかけ人を務めている他、2009年末、鳩山由紀夫首相(当時)が偽装献金問題で釈明会見をした際には、万引きの罰則が最高罰金50万であることを引き合いに出し、「万引き程度で総理大臣が辞めてたらどうなる、という発想もある」という主張をした。さらに、過激な労組活動で複数の逮捕歴のある武建一を宮崎学と共に「労組の闘志」として賞賛している。


北朝鮮拉致放送命令問題

2006年(平成18年)に、菅義偉総務大臣がNHK短波ラジオ国際放送に対して北朝鮮拉致問題を重点的に取り上げるよう放送命令を下したことについて、「報道の自由」「報道機関の自主性」に関わってくるとして抗議した。


小沢一郎の献金問題

2010年(平成22年)1月東京地検の捜査について「立法府に司法(検察は法務大臣所管の行政権の一部であるが、その特質から準司法的機関とされる)がちょっかいを出すことが繰り返されていいのか。あり方を与野党で考えるべきだ。」とした。このように、同じ左翼である民主党勢力は擁護する姿勢を見せている。


暴力団排除条例の廃止を求め、暴対法改定に反対する共同声明

2010年1月24日、大谷は『暴力団排除条例の廃止を求め、暴対法改定に反対する共同声明』の賛同人となっている。同声明の共同記者会見では、人権の問題や警察の暴走への危惧、暴力団に関わる表現の萎縮への懸念などが述べられた。しかし、メディアへの法規制や、それらの愛好者への取締りを強く主張していた大谷の姿勢と食い違う上、暴力団排除に否定的な姿勢を疑問視された。


大阪心斎橋通り魔事件

2012年6月10日起きた事件であるが、翌11日の『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)の中で「通り魔の起きたヨーロッパ村は、オタクの町として知られる日本橋とも近い。オタク文化との関連がないか精査する必要がありますね」とコメントし、地理的背景や犯人像を考慮していない強引なこじつけであると異論が相次いでいる。


こうした弱者がターゲットとなるような若者の犯罪に関して特定の趣味嗜好と犯人を結びつける傾向が強い。

特にとある事件での犯人について、犯人はアニメや恋愛ゲームに没頭するような人間であると推定し、特定の趣味・サブカルチャーを犯罪と結びつける造語(外部リンク)を作成し、主張を繰り返したが実際に逮捕された犯人は特にアニメや恋愛ゲームに没頭するような人物ではなかったことが判明している。


一方で、上記のように近年のサブカルチャーオタク文化を犯罪と結びつけるほど批判的にもかかわらず、何故かAKB48に対しては批判的ではなく、柏木由紀のファンである事を公言している。心理学でいうところの投影なのかもしれない。



主な出演番組編集

過去の出演番組も含む。


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