天衣無縫・鶴恩惜別歌(てんいむほう・つるのえにしなみだのわかれ)
- ランク:EX
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~10
- 最大捕捉:1人
「輝きの舞台を、今ここに!」
「心を尽くし、身を尽くし、恩に報じるこの一夜。『天衣無縫・鶴恩惜別歌(てんいむほう・つるのえにしなみだのわかれ)』!!……幾久しく、輝き続けてくださいまし。」
精魂込めて織り上げ仕立てた、至上の衣装。
あらゆる仕立て職人やファッションデザイナーが追い求める「理想の服」、その到達点をほんの一時だけ現世に顕現させた宝具である。
その完成度は人智の及ぶところではなく、日本各地の天女伝説における「天女の羽衣」のような美しさと着心地を誇る、文字通りの「天衣無縫」。
この衣装が持つ力は至ってシンプルで、「着用者に希望を与える」。ただ、それだけのこと。
とにもかくにも心に希望があれば、人は前へ進んで行ける、いかなる困難も恐怖も乗り越えられる。…そう信じるに足る根拠を、肌を通じ衣装が与えてくれるのだ。
だが、それほどの衣装を生み出すことは、作り手に多大な消耗を強いる。
栄光に包まれた後、アナタは気づくことになる。
ああ、彼女は去ってしまった。至上の衣を形見に遺し、あの夕景の彼方へ飛び去ったのだと。
地味に演出差分でネタゼリフとてへぺろの顔グラが存在する。急な仕様変更でもキッチリ仕上げる職人さんである。