奇譚の幻術士タリエ
きたんのげんじゅつしたりえ
へそ部分を切り取ったレオタードを身に纏った、白髪セミロングの女性。
自らを詩人と自称しており、主に王子の英雄譚を歌っている。
また、幻術士としての力を有しており、王子の幻影を使役することができる。
かつてはガリウス率いる魔王軍に所属しており、王子の動向を監視する役割を担っていた。
しかし、それは情報収集のためではなく、未来の英雄に対する羨望であり、その事を上司であるガードに見透かされていた。
神の楔を求め、再び魔王城に踏み入った王子軍と邂逅、その際に大量の幻影王子軍団を生み出し迎え撃つ。
途中ガードも参戦し戦いは激化するものの、サバルの機転によって神の楔は王国軍に渡り、あちらに軍配が挙がる。
王子と仲間の力を目の当たりにしたタリエは、彼らが紡ぐ千年戦争の物語を見届けるべく、魔王ガリウスとガードと快を分かち、軍門に下ることを決意した。
また、同じ元魔王軍所属のレライエとは面識がある。
既存ユニットを幻影トークンとして使役することができるのは幻術士共通の特徴。
しかし、アビリティ『千年戦争奇譚』によって、通常一体しか出撃できない王子を幻影トークンとして使役することができ、初期段階で神器装備、ケラウノス装備が揃っている。
それぞれストックは2体でスキルを持っており、あの広範囲落雷攻撃も使うことができ、通常再使用時間の長いスキルをトークンリレーで連続発動できるという、反則じみた芸当も可能。
しかし、幻影トークンのステータスは元となったユニットより遥かに貧弱で打たれ弱い上、魔界デバフを無効化するアビリティは有していない。
また、元となったユニットより5コスト安く配置することができる。
スキルは『誇大英雄譚』。
最長40秒間幻影トークンの最大HPが10.0倍に増加し、出撃コストを50%減少、幻影トークンのスキル時間5秒延長される。
本来貧弱な幻影トークンを実用レベルまでに耐久力を持たせることができ、神器装備(幻影)をブロッカーとして機能するようになる。
ケラウノス装備(幻影)のスキルも時間延長できるのもうれしい。
コスト半減効果もあり、トークンを配置する時は事前に発動しておこう。
ただし、再使用時間は最短60分と長く、おいそれと発動できないのが難点。
なお、自動発動スキルの対象外となる。
第一覚醒
覚醒すると『ハルシネーター』に変化、各幻影トークンの所持数が3に増加。
アビリティが『新たなる千年の物語』にアップグレードし、神器装備とケラウノス装備に加え、王子【英雄王】が追加される。
さらにトークンのコストが10減少する。