概要
奈落の前身である野党鬼蜘蛛が火傷を負い満身創痍の所を桔梗に保護、看護されるうち、その清らかさ、美しさに恋い慕うようになる。
鬼蜘蛛は其の頃から桔梗と交際していた犬夜叉の存在に嫉妬し、己の肉体欲しさから妖怪たちに魂を売り、奈落として生まれ変わるが、合体した妖怪たちの抱く桔梗への怨恨と鬼蜘蛛の恋情が相容れるはずもなく桔梗に深手を負わせてしまう。(この時点ではまだ鬼蜘蛛の意識はあるが肉体の自由が利かず、程なくして奈落に意識が切り替わる)
そうして奈落は犬夜叉と桔梗に代わる代わる変身し、互いに恨み合わせ、殺しあうよう仕向けた。
作中にはあまり奈落自身が桔梗に恋慕を寄せる描写が少なく、桔梗に対する想いのために苦しんでいるという様子を想像しがたい所がある。
実際、奈落は四魂の玉に操られていた所為で桔梗に恋しているという事実を「鬼蜘蛛のもの」と決め込み、(たしかにそうではあるのだが)こじれにこじれた結果、「邪魔者である桔梗を殺害し、四魂の玉を手に入れる」という目的に傾いていた。
しかし最終決戦ではかごめとの問答、犬夜叉たちとの闘いの末にようやく、「本当の望み」がなんだったのかに気づく。
「本当の・・・望みだと・・・?」
「そうだ・・・わしはただ・・・桔梗の心が欲しかった・・・」
「ふっ・・・あの世でも―桔梗―おまえと同じ所には・・・行けそうもないな」
多分結構最初の段階(二人を憎悪で染める云々かんぬんの)途中で手段と目的がごっちゃになったと見える。
この二人を公式視点でCPとして見るとすれば主に奈落→桔梗の図として示すのが適当。
作品の傾向としては鬼蜘蛛時からの片思いに悶えるようなものや、R18、意外なことにギャグ系なものまで多様である。
概して奈落が報われない系(片思い)が多い傾向がある。
だが不憫すぎて見ていられない、というかこの二人がくっついたらどうなるんだという期待混じってか勢い余ってなのか
こんな幸せそうなものもある。
関連イラスト
関連タグ
赤井家…奈落の中の人が3兄妹の次男、桔梗の中の人が3兄妹の末っ子を演じている。
金剣、童しの…男性キャラクター側は相手の女性キャラクターを好いているが、女性キャラクター側は相手の男性キャラクターを嫌っているというカップリングつながり。