概要
『学校怪談』とは、「高橋葉介」によるホラーファンタジー漫画作品。
1995年から2000年にかけて週刊少年チャンピオンにて連載された。
同名の作品もあるが、2018年11月現在pixivではこの作品が圧倒的多数を占める。
また、間違えられやすいが「学校の怪談」とは別物である。
5巻までは、山岸涼一を狂言回しとし、1話づつ完全に独立した(狂言回し役の山岸が死ぬことさえある)ホラーオムニバス短編集であった。
6巻以降最終15巻までは、教師、九段九鬼子を新たに登場させ、彼女を中心に据えた緩やかな連作へと舵を切った。ホラー色は薄まりギャグ・シリアス、そして超常能力系の色彩が強まっている。
主な登場キャラクター
東町第1中学校
主人公の中学生。5巻まで狂言回し役を務める。
6巻以降も主にトラブルに巻き込まれる形で登場しストーリーに絡み続ける。女難。
6巻からの主人公。新たに東町第1中学校に転任してきた女教師。自称魔女。
優等生なメガネっ娘。
途中から髪型が変わり、それまでの硬さがとれたキャラになった。
転校生。ネコミミのような髪のトラブルメーカー。
体格が良く、強面の男子生徒。容姿とは裏腹に非常に優しい性格をしている。モデルは大魔神。
可憐でおっとりとした美人。男子生徒達にとっての高嶺の花。
産まれる際の奇妙な縁もあり、護郎とは相思相愛の仲になる。
UFOオタクで、度々UFOを呼び寄せる行為をしている。
本人は自覚はないが、実は強力な霊媒体質の持ち主であり危険な霊を呼び寄せてしまう事が多い。
モデルは、作者の高橋葉介。
九鬼子の生徒達を唆し、危険に陥れようとする謎の生徒。
他
九鬼子の危機に登場する謎の守護者。
片目が剥き出しになっている異相の男。
九段先生にあの手この手でしつこく迫ってくる。
九鬼子の大学時代の教師。作中終盤で九鬼子と再会した後、結ばれる。本人に霊感は無いが、家系のせいで怪奇によく遭遇する。
征四郎の母親で、九鬼子も頭が上がらない姑。作中最強人物。髪型が某有名ネズミに似ている。