概要
思えば、聖闘士星矢Ωにおけるパラドクスは原作ファンに衝撃を与えた。(双子座ショック)。
しかし、第2期になって、75話予告とEPGで危ない姉とは正反対の誠実な心を持った妹・インテグラが登場することがあきらかになり、姉・パラドクスはメディアやパラスが悪だと知ってて2級パラサイトに寝返る事から姉妹は敵対することになったことで、従来の双子座における安定感を取り戻した。
何故『安定の双子座』なのか?
原作や派生作品において双子座の黄金聖闘士は双子の兄弟であり、意見の食い違い等から確執を持っており、それが場合によっては騒動の発端になる事からやはり安定の双子座といったほうが良いのかもしれない。
サガVSカノン
13年前にアテナ&シオン殺害をカノンがほのめかし、結果サガの怒りを買ったカノンはスニオン岬の岩牢にぶち込まれた。
そして悪心を煽られたサガは教皇に成り代わり、聖域を掌握(そして内乱により、聖域は黄金の半数と多くの白銀を喪う羽目に)。一方でカノンはポセイドンの封印を解いた事で、ポセイドンの威を利用して海と地上の両方を支配しようと決起。その後は海龍《シードラゴン》として海将軍らを仕切る。
そしてハーデスとの聖戦。あえて裏切り者の汚名を被る事を選んだサガは冥衣を纏い、アテナの愛で改心したカノンは双子座の黄金聖衣を遠隔操作して双児宮で衝突。
その後サガは、星矢たちに総てを託してシュラやカミュと共に消滅し、カノンは新たな双子座の黄金聖闘士として童虎と共に冥界に殴り込む。
アスプロスVSデフテロス
少年時代は周囲から称賛を受けていたアスプロスと逆に日陰に追いやられていたデフテロス。だが杳馬に焚き付けられたアスプロスは、デフテロスへの嫉妬心と教皇への功名心に支配され、セージ暗殺を画策。
…がアスミタの介入で計画は頓挫し、アスプロスは自らに幻朧魔皇拳をかけて自害。
それから二年後。ハーデスとの聖戦が勃発し、冥闘士側に寝返ったアスプロスは、“火星の間”にて双子座の黄金聖闘士となったデフテロスと対決。しかしデフテロスは自らの命と引き換えに、兄・アスプロスの心と魂を救った。デフテロスの魂と一体になる形で善の心を取り戻したアスプロスはハーデス(アローン)を討たんと意気込むが、杳馬から邪魔され、異空間へと消し飛ばされる。
しかし聖戦終盤にてアスプロスは自力で帰還。杳馬を時の神・カイロスと看破し、結果、少年時代の借りを返すことに成功した。