概要
小さい鹿島とは、旗風が鹿島にどことなく似ていることからきたあだ名。
・性格が素直で真面目
・提督に対して献身的
・毛先が巻き髪になっているという特徴的な髪型
・妹艦であり、姉を敬っている描写がある
・中破でわかる意外と大きな胸部装甲
etc
このような類似点から両名はどことなく似ていると登場してすぐから言われ出した。
なお、艦隊これくしょんにおけるこのようなあだ名では「でかい暁」などあるが、彼女らと違い、駆逐艦である旗風の方が鹿島よりも後に登場したため「でかい旗風」ではなく、「小さい鹿島」と旗風側のあだ名になっている(似たような先例としては、顔や髪型が妙高に似てるために「小さい妙高」と呼ばれるようになった高波がいる)。
ただし、暁が「小さいビスマルク」と呼ばれることもあるので、鹿島を「でかい旗風」と呼んでもそうそう間違いではないだろう。
なお同様の意味を持つタグとしては先に「鹿島の幼虫」が存在していたが、その表現方法を不快に思う人が多く、代案としてこちらが推奨された。
史実の鹿島と旗風
史実では、鹿島(練習巡洋艦)と旗風(駆逐艦)は前者の方が後輩にあたり、鹿島が第二次世界大戦期の就役であるのに対し、旗風は第一次世界大戦後のいわゆる「大正の軍縮」期に建造された。もっとも、排水量では鹿島が大きく上回るので、前述の「でかい旗風」は「小さい鹿島」とともに史実通りの表現ではある。
なお旗風は初代だが、鹿島は2代目である(第一次大戦前に戦艦鹿島が存在した)。
また旧日本海軍の後継組織である海上自衛隊でも、2020年3月現在、専用練習艦「かしま」、はたかぜ型護衛艦「はたかぜ」が現役にあるが、こちらでも「かしま」の方が後輩となり、「はたかぜ」が1986年の就役であるのに対し、「かしま」は1995年の就役である。
「はたかぜ」は同型のぜかまし・・・ならぬ「しまかぜ」とともに、長距離防空護衛艦(イージス艦)であるまや型護衛艦に置き換えられることが決まっており、実際に「はたかぜ」は2020年に「まや」への置き換えが行われたが、護衛艦隊を去ったあとも、「かしま」を旗艦とする練習艦隊に異動し練習艦として使用されている(「しまかぜ」も「はぐろ」就役後に練習艦に転用された)。
※練習艦「はたかぜ」の自衛艦これ風イメージイラスト
こちらでは、過去にあさかぜ型護衛艦「はたかぜ」が存在したこともあり、現役の「はたかぜ」と「かしま」はともに3代目にあたる。