「優しいね。和くん、ほんとうに優しいんだ。私は、和くんのそういうところが、とても好きよ」
※以下は、小説版をもとに作成しています。
概要
城岩中学校3年B組女子出席番号4番。支給武器は不明。
物静かで落ち着いた性格の美人。
クラスメイトの山本和彦とは2年間付き合っており、彼のことは「和くん」と呼んでいる。
クラスの女子からは2人は「一番のベストカップル」と見られており、肉体関係があったことを示唆する描写もある。
幼い頃に反政府活動をしていた父親が、白昼堂々家に乗り込んできた警官隊に射殺されたのを目の当たりにしていた。現在は母子家庭。
プログラムでは上記の件が原因で早々に絶望し、山本にメモを渡して島の北川の岸崖で彼と合流すると、政府への抵抗など出来ないこと、自殺の意思を伝える。山本には生き残るよう促すが拒絶され、殺し合いを拒否して2人で心中することを決意。
岸壁のそばで山本と並んで座っていたが、後ろから物音がしたことがきっかけで(実際は2人を呼びに来た内海幸枝)山本と抱き合いながら海に身を投げて心中する。9番目または10番目の死亡者。
容姿
クラスでも指折りの美人。広い額で、女子にしてはかなり短い髪型をしている。
背が高く、全体的にスリムな印象の体つき。いつも、背筋がすっと伸びている。
映画版ではごく普通のショートヘアとなっている。
漫画版
支給武器は不明。
漫画版では山本との交際の様子が描かれ、彼からプレゼントされたバッグを大切にするというエピソードが描かれた。行動は原作と同様。10番目または11番目の死亡者。
映画版
「あたし、絶対このゲームに参加しない」
演じた俳優は嶋木智実。支給武器は無し(武器の受け取りを拒否した為)。
映画版ではかなり気丈な性格になっており、ゲーム開始前には武器の受け取りを拒否し、政府への抵抗という形で心中を遂げている(山本の方は渋々流れに乗っている姿勢を見せているため、無理心中に近い)。10番目または11番目の死亡者。