「もし悪い事をしてるんだとしてもさ、そうでもしなきゃいられないような、理由があるんだって。それは、相馬さんが悪いわけじゃないって。」
「少なくとも、俺は、それがわからないようなつまらない男にはなりたくないって思ったんだ」
※以下は、小説版をもとに作成しています。
概要
城岩中学校3年B組男子出席番号13番。支給武器は金属バット。
アニメヲタクの男子。
冴えない雰囲気且つ内気な性格で、人と目を合わせて話すのが苦手だが、見かけによらず精神的に気丈な面が見られ、人を上辺だけで判断してはいけないというしっかりとした信念の持ち主。
七原秋也とは同じ小学校出身で、旗上忠勝とは小学校の時にクラスが一緒だった時があり、以来付き合いがある。
プログラムでは旗上と行動を共にする。
背後から襲おうとしていた相馬光子を見咎め、彼女の凶悪性を主張する旗上に反して相馬を信用し、一時行動を共にする。
相馬についても心から信用し、短い交流の間で一時的ながらも彼女の凍て付いた精神を溶かした。しかし、相馬が旗上を色仕掛けの末に殺害しようとしたため状況は一変、憤る旗上を落ち着かせようとするが、煮を切らした彼が相馬に放った銃弾を受けて致命傷を負い、最期は相馬によって抱きかかえられ、優しい言葉をかけられながら心臓を撃たれ、絶命した。28番目の死亡者。その後、旗上共々遺体を海鳥に食い散らかされ、偶然現場を発見した七原に大きな衝撃を与えた。
一時的ながらも、相馬光子の心を溶かした人物であり、相馬自身も「あなたちょっと、すてきだった。あたしちょっと、嬉しかった。忘れないわ、あなたのこと」と言っており、彼女の心に影響を与えている。
容姿
ぼさぼさの髪に童顔が特徴。
背が低く、クラスでは3番目に背が低い(1番は瀬戸豊、2番目は織田敏憲)。
映画版では、背が低く童顔という設定は特になられていない。
漫画版
支給武器はS&W M19。
漫画版でも相馬と交流を行っているが、彼女の精神を溶かすには至らず、旗上から腹部を銃撃され激痛に悶え苦しむ中、旗上に止めを刺した相馬に意図せず陰茎を披露したことで強制的に性交された上、鎌で首を刺されて絶命。27番目の死亡者。また相馬との会話で七原・三村・杉村らの人柄と能力に憧れを抱いていたと口にしている。
漫画版で行われた第2回人気投票では、10位に入賞。
映画版
映画版では台詞がなく、人物像も作中で語られていない。相馬が着替えているそばで、旗上共々銭湯らしき場所で全裸に血まみれの状態で死亡している姿が描写された。25番目の死亡者。