概要
CV:稲田徹
『怪~ayakashi~』の「化猫」のエピソードに登場したキャラクターである。
舞台である坂井家の若党で、武家奉公人の武士である。
他の「小田島」の名字を持つキャラクターと区別するためか、「小田島様」というタグがつけられることもある。
外見
太い眉毛にモミアゲ、青ヒゲにケツアゴと、濃ゆい顔立ちが特徴。
人物
直情的で頭の硬い頑固者だが、坂井家の者では加世と並んで数少ない善良さの持ち主である。
突如現れた薬売りを怪しんで、事あるごとに突っかかっているが、薬売りからは軽くあしらわれている。しかし、性根は決して悪くなく、女性に対してはさり気ない気遣いを見せ、良くも悪くも表裏のない人物。その直情的な熱い想いが、薬売りを発奮させもした。
坂井家の闇にして化猫が誕生する経緯を退魔の剣に見せられた際には珠生へのあまりにも非道かつ凄惨な仕打ちの数々を見たことで目を背けるほど苦悶していた。
化猫が薬売りによって祓われた際には加世と共に化猫の正体てある仔猫の遺体を珠生の遺体が投げ捨てられた井戸の側に加世と共に丁重に埋葬し、薬売りが坂井家を出て行く際には様々な意味で感謝を込めて静かにお辞儀をしていた。
余談
この騒動のあとの動向は不明であり、後継作である『モノノ怪』にも登場していない。
(ただし、最終エピソードである「化猫」において、彼に顔立ちのよく似たスーツ姿の男性が1カットだけ登場している)