概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
この世に存在するアヤカシ(妖)と人の情念が結びつくことで誕生する怪異。
今作の主人公である薬売りは、このモノノ怪を斬り祓うために各地に姿を現す。
モノノ怪には必ず「形」「真」「理」の3つが存在し、それらを知ることで薬売りは退魔の剣を抜きモノノ怪を斬ることが出来るようになる。
性質![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
モノノ怪とは、まず「モノ」とは荒ぶる神のことを指し、"怪(ケ)"とは病のことを指すと説明される。人を病のように祟るものをモノノ怪と呼び、激しい情念や怨念がアヤカシと結びつくことによって生まれるモノとする。そのため、モノノ怪には真(事の有様)と理(心の有様)が存在する。
モノノ怪は必ず大なり小なり因果関係のある場所や人々の前に現れ、それらとの関係が真と理の成り立ちに深く関係していることが多い。時には無関係の相手が因果関係のある相手の近くに居たことで巻き添えとなることもあるが、モノノ怪そのものが無関係の相手を率先して襲うことは殆どない。
形![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
モノノ怪となりしアヤカシ(妖)の名。名前は全て既在の妖の名前を持つ。
真![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
人の情念とアヤカシが結び付きモノノ怪が生まれに至った経緯、それら経緯に隠された真実。主にモノノ怪が出現した場所に居合わせた者達から一連の成り立ちを知る必要がある。
理![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
アヤカシと結び付きモノノ怪となってしまうほどの深い情念、晴らしたい恨み、届けたい気持ち。主にアヤカシとの間に結び付きを持つ人間の心情や秘めた想いを知る必要がある。
アヤカシ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
この世の道理とは別の世界に存在する物の総称。その行動原理などを人が理解することは困難とされる。また、その成り立ちは千差万別であって、人の霊から成るモノや付喪神のように物が古くなって魂が宿ったモノなどがある。
アヤカシであればまだ封印の呪符などが効く余地があるが、モノノ怪を退治できるのは退魔の剣となる。逆に退魔の剣ではアヤカシを倒すことはできず、薬売りと柳幻殃斉は古の伝承に従って、アヤカシである船幽霊と海座頭を退けようとする。