概要
原作第3条、第4条(実写ドラマ版第8話)「あしたのわたし」のお客様で幼稚園児(ドラマ版では保育園児)。享年5。
母・小野田瞳から暴行とネグレクトを受けているが、それでも母を慕い続けていた(シ村曰く『洗脳』)。
母がまだ優しかった頃に買ってもらった絵本『あしたのわたし』が宝物で、音読するのが日課。
所属する園の先生は身体じゅうに付いた痣から凛が日常的に虐待を受けているのではないかと感づいていたが、瞳との連絡が取れないことと凛本人が母を庇い続けていたことから確信することができなかった。
そんなある日、機嫌が悪かった瞳の逆鱗に触れてベランダに締め出されてしまう。さらにおもらしをしてしまったことで家に入れてもらうことができず、寒空の中に放置されてしまう。
そこから徐々に弱っていき、凍死するに至ってしまった。
瞳はそんな凛を放置し、外で彼氏とイチャイチャしていた。
死後、シ役所で優しかった頃の母との思い出を語る凛の姿を見たイシ間は思わず涙を流し、「今度生まれ変わったら、いい母ちゃんに出会えるといいな」と呟いた。
そして現世では凛の葬儀が行われていた。
先生達が凛を思い涙する中、瞳は凛を「お荷物」と評し、「お荷物がいなくなったから結婚してよ」と彼氏に結婚を申し込んでいた。
そんな彼女を先生は思いっきりビンタし、「凛ちゃんを返してよ!」「人殺し!」と絶叫。瞳は凛は自分の所有物だからと怒鳴り返すが、そこへ割っていった刑事により凛殺害容疑で逮捕された。その際、瞳は刑事に先生を傷害容疑で逮捕するよう訴えるも、刑事は「あなたが凛ちゃんを叩いた時点で逮捕しておけば、凛ちゃんは死なずに済んだんですから」と返し、瞳を呆然とさせた。
実写ドラマ版での変更点
瞳が凛を死なせるきっかけになった締め出しの延長理由が「凛が余計なことを保育園の先生に話した」という勝手な思い込みになっている。
任期満了の辞令が来ていたイシ間と一緒に成仏する相手が凛に変更されており(原作では尾ヶ崎秀哉)、最終回で一緒に成仏していった。
それまでの間、凛はお絵描きや『あしたのわたし』を音読して過ごし、成仏後にちょっとした奇跡を起こした。
動画
第3条及び第4条は累計450万部突破&コミックス第20巻&連載100回記念でアニメ化している。