概要
スクウェア・エニックス(旧エニックス)発行の雑誌『月刊少年ガンガン』にて行われていた読者投稿コーナー、「ドラゴンクエスト 4コマクラブ」の4代目キングとなり、同社発行の『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』第12巻でデビューした。
当時は鳥山明に酷似した画風を持ち、エニックス出版局の方針が公式重視だったため、鳥山風の作画である氏の作品は重宝された。
自身も原作再現に努めるべきとのポリシーで二次創作を行ってきた旨を幾度か公言している。
もっとも、それ故に自己流の絵柄で執筆する作者と軋轢を起こしたとも伝わるなど、良くも悪くも「オタク」な気質の持ち主として界隈では知られてきた。
かつて2ちゃんねるでは同名の荒らしが悪名を馳せていたが、それも氏に因縁を持つ者達が風評被害を狙って広めたものと考えられている。
2000年代後半には京都アニメーション作品の二次創作をよく行うようになり、「野生の京アニ」として再び知名度を高めた。
その流れで『艦隊これくしょん』も始め、こちらも概ね好評を集める。ただし、原作のイラストレーターが多岐に亘る事もあって得意の原作再現は鳴りを潜めるようになった。また、派生した「うらやましいの人」と呼ばれるシリーズではそのコンセプトから賛否両論を呼んでいる。
前後して「やまさきわたる」もしくは「わた・るぅー」という名義を用いるようになる。
2017年にはコミックガムでオリジナル作品『てみたー!』を連載した。
2018年には『本日わたしは炎上しました』の炎上・打ち切り騒動の余波でヘイトスピーチが発掘され物議を醸したものの、既に『てみたー!』は連載終了しており打ち切るべき作品が存在しなかったため大事には至らなかった。
氏はツイートのいくつかを削除したのみで同人活動を継続している。