島村抱月
1
しまむらほうげつ
日本の劇作家、文芸評論家、演出家、小説家、詩人。
1871年生まれ。島根県出身。
貧しい家庭に生まれ、苦難の末に浜田町裁判所書記となり、同裁判所検事・島村文耕から学資の援助を受けて上京。1891年に文耕の養子となる。
早稲田大学卒業後、早稲田文学の記者を経て読売新聞社会部主任となる。その後は母校の文学部教師となり、1902年にイギリスのオックスフォード大学とドイツのベルリン大学に留学。
帰国後に自然主義文学運動の旗手となり、1906年に坪内逍遥とともに文芸座を設立し、新劇運動を開始するが、女優の松井須磨子との不倫が発覚し、坪内との関係が悪化。文芸座を去る。
その後は松井と共に芸術座を設立し、1914年にトルストイの小説を翻訳した『復活』がヒットし、新劇の大衆化に貢献。翌年にはロシアへ渡り、現地の劇団と合同公演を行い大評判となった。
しかし当時世界中で流行していたスペイン風邪に感染。同時に急性肺炎を併発してしまい、1918年11月5日、現在の東京都新宿区横寺町の芸術倶楽部の居室で急死した。
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るしまむらが猫になりまして。
もしもしまむらが猫になったら。 お久しぶりの投稿になります。頭に色々浮かんでくるものを文章にしていたらとても時間がかかってしまいました。またぼちぼち投稿していく予定ですのでゆっくりとお待ちいただければと思います。3,381文字pixiv小説作品