概要
森田まさのり氏の漫画作品『ROOKIES』の登場人物であり、本編の主人公。
後に安仁屋たちと出会い互いに衝突しながらも心を通わせていき、野球部の顧問・監督となって、廃れていた野球部を復活させ、甲子園出場を目指し奮闘していく。
名前の由来は阪神タイガースの名選手である川藤幸三と田淵幸一から。
実写版では佐藤隆太が演じた。
人物
『夢(志)』に対して並々ならぬこだわりを持っており、夢に向かって努力している生徒は全力で応援し、夢を持たない・持てない生徒に対しては、夢を持てるようにと熱く語りかけて手をさしのべる。夢を持つことを何より大切に考えており、そのために人の夢を馬鹿にする者にはたとえ他校の生徒であっても厳格に接し、厳しい言葉を投げかける。
どこまでも真っ直ぐで、礼節を重んじる誠実な性格であり、教育に関してもまず相手のことを信じて、正面から親身に向き合あっていこうとし、生徒たちが夢を追って良い笑顔で学校生活を送れるようにと自身も日々指導に精進するよう心懸けている。
一方で、上述したように他人の夢を馬鹿にする者や、人道に外れた行いをする者たちには理由を問わず毅然とした態度で接し、厳しく叱咤して生徒たちを驚かせることもある。
野球部マネージャーの八木からは『今時おマヌで熱い70年代ティーチャー』と評されている。
ただ、直情的な性格ゆえに少々短気なところがあり、またかなり天然ボケかつおっちょこちょいで、それが災いしてトラブルになることもある。
国語を担当しているためか、人と語り合う際はよくことわざや故事成語、偉人の名言をよく引用し、言葉の意味を詳しく説明することもよくある。また、暗記が得意で生徒たちの名前は全員覚えており、初対面の生徒でも必ず名前で呼んでいる。
父親に幼い頃から「精神を鍛える」という名目で様々な武術・格闘技を仕込まれており、空手は二段の腕前。