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概要編集

CV:柴田秀勝

巡狂座とは、『烈火の炎』のキャラクター。


水鏡凍季也祖父であり剣術の師。

また本名は不明である。ストーリーでは長らくその正体は謎に包まれていた。

紅麗首領だった頃ののメンバーで、十神衆の一人でもあった。


作中の動向編集

名前自体は早くから出ていたが、本人の登場は物語最終章SODOM編にシルエットで登場。

終盤HELL OR HEAVEN内で腕を拘束され全身に鉄球を付けられていた状態で全身が初登場し、遂に水鏡と再開。何故か師が居る事、姉の仇である事など聞きたい事をぶつける水鏡に対し「久方ぶりに刃を交えてみたい。」「枷を切ってはくれぬか?」しか言わず、枷を切られると立ち上がり、氷魔閻を手に「一太刀入れる毎に真実を語る。」と語り水鏡と対決。

一太刀入れられた事により、「(姉の仇は)巡狂座に相違ない」と語るもそれ以上は語らず、もう一太刀入れた事で自分が麗の一員であった事を明かす。しかしその直後に肉体が限界を訴え吐血。水鏡にも巡の肉体が限界と悟られ全ての水分を使った攻撃で氷魔閻を破壊され、勝負ありを告げられた事で真実を全て語る。


"狂座"が"巡"る編集

巡狂座は人の名前ではなく氷紋剣伝承者に代々巡る称号であった。

元々の伝承者となる筈だった水鏡の父が死亡した事で当時9歳の凍季也を新たな巡狂座にさせようとしたが、代わりに姉の美冬が巡狂座に立候補した事で修行をつける。

そのまま1年が経過した日、魔道具を狙いにきた森の直属部隊が巡と美冬の元に襲来し、巡が美冬の元に駆けつけた頃、美冬は凍季也を庇い凶刃に倒れていた。

怒り狂った巡は美冬を襲った刺客2人を追い詰め八つ裂きと言う表現すらヌルい程の攻撃を加え、仇は討ったものの、美冬を殺したのは先程殺した2人ではなく、巡狂座を継がせようとした自分と巡狂座という称号だと絶望

無力感に苛まされる中、刺客として来ていた磁生に詫びられ、麗に入ればムリに魔道具を集める必要もなくなる(=氷魔閻を持つ巡が来れば閻水を持つ凍季也には手を出さない)と言われ新たな主人にも紹介するから仲間になって欲しいと言われ、麗の一員になる。

そしてすぐに戒と出会い、伝言板とするべく、あえて非情に接し氷紋剣を教えた。これ程の剣士に勝てるなら自分と戦う時と感じており、全ては強くなって仇の巡狂座を倒して欲しかった為。

裏麗に所属し幽閉されたのも「水鏡凍季也と戦わせろ」と言う交換条件をのんでくれた為。目論見通りその瞬間は実現。自らを殺すように言うが、「あなたは仇ではない。僕の師であり、家族だ」と告げられ「姉もきっと許しています。もうこれ以上自分を責めなくていい」と言われた事で憑物が取れたかの様な穏やかな顔に変わり、凍季也にできた仲間と友が彼を変えてくれた事を知り、その生涯に幕を閉じた。


遺体は世話人だった裏麗の男が丁重に葬った。世話人曰く、「よく話してくれた。だいたいテメェの話だったがな。」との事。


狂座はもう2度と巡らない



関連タグ編集

十神衆 水鏡凍季也 紅麗

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