概要
メディアミックス作品「けものフレンズ」の二次創作作品のうち、巨大な女性に対するフェチである、巨大娘(詳細は当該記事参照)の要素を有する作品に付けられるタグである。
通常、版権作品の特定のフェチ要素を有する二次創作作品を検索する場合、「版権作品名」と「フェチ名」の2つのタグで検索することが必要だが、本タグではこれを省略し、1タグで検索できるようになっている。
このように特定ジャンルと特定フェチの掛け合わせを横断的に見ることができるタグの類例としては「1/1艦娘」(※艦隊これくしょんと巨大娘の掛け合わせ)などが挙げられる。
キャラクター
本タグが付けられる作品で巨大化するキャラクターはほとんどフレンズ(けものフレンズ)であるが、一部に隊長(けものフレンズ)などけもフレ作中に登場する人間のキャラクターが巨大化するものも存在している。
内容
本タグの定義は概要のとおり、「けものフレンズの二次創作作品であること」、「(広義の)巨大娘要素を有すること」の2つを満たしていればよく、それ以外の定義が無いためその内容は多種多様である。
ほのぼのか、蹂躙か、ネタか
作品のシチュエーションは便宜上「ほのぼの系」、「蹂躙系」、「ネタ系」に大別される。
ほのぼの系は主に巨大なフレンズと楽しくふれあうことや巨大フレンズとの生活などの平和な内容が主となっている。
蹂躙系は主に巨大なフレンズによる破壊や踏み潰し、丸呑みなどを行う光景を見たいという欲求の現れが主となっている。
ネタ系は前者2つとは異なり、特にフェチによるものではないシュール系単発ネタが主である。
とはいえ、中には「巨大フレンズが建物等を破壊してしまうが、あくまで後でサンドスターで元に戻る大前提にあるため、これはほのぼの系である」といった中間的な位置の作品も存在する。
作品の舞台
作品の舞台は、公式作品に準拠しジャパリパーク内とするものもあるが、パーク外の都市等(現実・架空問わず)、あるいは特に明言しないものも多い。
大きさ
フレンズの元となる動物の大きさは、手のひらサイズから体長数十mまで存在するが、これが正確に考慮されることはあまり多くなく、小さいもので人の2倍程度の大きさ(身長3m程度)から、大きいもので惑星や宇宙を丸呑みするものまで幅広く設定されている。
なお、身長2m程度(人としてはかなり長身)~3m程度(クマ等であれば元動物サイズ)も巨大フレンズの範疇に入れる解釈も可能であるが、実際にタグ付けされることは少ない。
(余談1)公式における巨大フレンズ
2022年現在、公式作品においては「巨大フレンズ」は登場していない。
しかし、アニメ作品『けものフレンズ2』Blu-rayディスク付録である『けものフレンズ大百科』中の「CONCEPT DESIGN 2のはじまり」においては、アフリカゾウ(けものフレンズ)がおおむね四つん這いの状態で元のアフリカゾウと同等程度(体高約4m)となる大きさに巨大化しているシーンのコンセプトデザインが描かれており、これが公式における「巨大フレンズ」とみなすこともある。
(余談2)シン・ゴジラのフレンズ?
pixiv投稿作品の中には、シン・ゴジラ(けものフレンズ)のタグが付いている作品が存在する。これは、けものフレンズコンセプトデザイン担当である吉崎観音氏が2016年にシン・ゴジラをフレンズ風に描いたものを元としている。
元ツイートでは足元の倒れている木が模型ストラクチャであることから、大きさで言えば擬似巨大フレンズ的なものではあるが、こちらも一種の「巨大フレンズ」とみなすことも可能かもしれない。