概要
別次元(パラレルワールド)の全く同じ人物。過去が変わって、キャラクター自体の容姿・設定・性格等が変わった場合も見られる。
正確には、並行同位体だが、こちらではウルトラシリーズ外の事例について述べる。
並行同位体が存在するキャラクターの例
秋山遼(WS版デジモンアドベンチャー/デジモンテイマーズシリーズ)
TVシリーズ『デジモンテイマーズ』の秋山遼が該当する。
同一人物という公式サイドの発言も見受けられるが、テイマーズの遼は『デジモンアドベンチャー』が放送されている世界観で育ったなどの経歴に違いがある為、並行同位体と考えられる。
しかし、WS版と関連性を持たせようとした形跡が随所に見受けられる(参考)。
また『ぼくらのウォーゲーム!』や『デジモンアドベンチャー02』に登場する遼もWS版とは矛盾する設定が見受けられる為、これもまた並行同位体だと言えよう。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Fate/Staynight)
並行同位体を説明する際のわかりやすい例の一人で『プリズマ☆イリヤ』のイリヤがそれ。
両親も同一人物であるが、育った環境と年齢が全く異なり、プリヤ版の性格も鬼畜ロリではなく、魔法少女に憧れる一般人の少女となっている。
ウォズ(仮面ライダージオウ)
オーマジオウが敗れたという世界線からやってきた白ウォズが該当する。
明光院ゲイツを救世主に仕立て上げるべく、常磐ソウゴを魔王に仕立て上げようと目論むウォズと対立した。
衛宮士郎(Fate/Staynight)
ご存知Fateシリーズ初代主人公。
彼の未来の姿とされるアーチャー(Fate/Staynight)も奈須きのこ先生の発言からもわかる通り、全くの同一世界の存在ではない並行同位体である。
衛宮士郎の並行同位体としては美遊兄、アーチャーの平行同位体としては無銘、エミヤ・オルタ、ネームレス・レッドがいる。
外伝作品の豊富さから彼らが顔を合わせることも少なくない。
仮面ライダーガッチャード(仮面ライダーガッチャード)
黒幕が世界を支配した未来からやってきたガッチャードデイブレイクが並行同位体に当たる。
歴史の分岐点に介入してデイブレイク側の未来に繋がらないように現代のガッチャードを手助けしており、現代の自身が新たな力を掴み取ったためにそちらの未来に繋がらなくなった。
五色田介人(機界戦隊ゼンカイジャー)
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場した五色田介人(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)が並行同位体と目される。
並行同位体の概念自体はゼンカイジャーでも度々描写されており、一般市民の顔であるスーさんが並行同位体としてなんども登場した。
剣城優一(イナズマイレブンGO)
『GO2』に登場した剣城優一が並行同位体に当たる。
プロトコル・オメガの歴史干渉によって事故が無くなり、サッカーを続ける事ができた彼であり、弟がサッカーを続けている正史に戻す為にテンマーズに協力した。
八神太一(デジモンアドベンチャーVテイマー01)
デジモンアドベンチャー版の八神太一やそのリメイクであるデジモンアドベンチャー:の太一が並行同位体の関係にあり、前者は「ダブルテイマー!!超時空大戦!!」にてVテイマー版と平行同位体である事が描写され、後者は「新たなる勇気」にて共演を果たした。
なお、企画は漫画の方が先である為、彼らの方が派生キャラという扱いになる。
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同一人物CP:カップリングとしての解説。