徳田新之助

とくだしんのすけ

時代劇『暴れん坊将軍シリーズ』の主人公であり、将軍たる徳川吉宗が名乗る「世を忍ぶ仮の姿」である。

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代表的な決め台詞

「愚か者（うつけ者）め、余の顔を見忘れたのか？」

概要

貧乏旗本「徳田家」のそのまた三男坊、いつもフラフラと城下を遊び回り、顔は2枚目だが町人にも呆れられる、かろうじて刀差しのグータラ侍。

…しかしてその正体は、徳川幕府の第八代将軍・徳川吉宗公その本人である。

親しい人物には「新さん」あるいは「新の字」と呼ばれ、親しまれている。また、現代風の言葉遣いを用いることもある。

江戸に約5000軒以上もある大名旗本屋敷に「徳田家」は当然ながら全く存在せず、江戸の芝神明町にある町火消しの「め組」に用心棒兼居候として毎日御厄介になっている。

江戸南町奉行所の御奉行・越前こと大岡忠相、町火消しの「め組」のカシラ・辰五郎（後に町火消しの総元締に昇格）・長次郎・栄五郎、元公儀御様御用（後に浪人）の山田浅右衛門、御側御用取次、公儀御庭番衆の面々は彼の正体を知っている。

ちなみに「しんのすけ」という名は吉宗が紀州徳川家にいたころに名乗っていた名前で、本当に紀州徳川家の四男坊だったりもする（しかも次兄は吉宗の誕生前に幼少のまま死去しているため、実質的には三男扱いだった）。

『新・暴れん坊将軍』では妻帯者になっているのか、息子がいる。

一人称	「オレ」メインやんごとなき御家人など⇒「わたし」「それがし」「せっしゃ」将軍として振る舞うとき⇒「余（よ）」
二人称	「おまえ」メイン機嫌が悪いとき・激昂したとき⇒「きさま」上記でヤクザや渡世人に扮したとき⇒「おめえ」「てめえ」一目置かれる人物・尊敬できる人物⇒「おぬし」「そなた」「アンタ」上記の中で最高な人物⇒「あなた」
口調	中性口調メイン上記のヤクザや渡世人に扮したとき⇒ヤクザ口調一目置かれる人物・やんごとなき御家人⇒敬語町人・親しい人物・同い年以下の人物・敵キャラクター⇒タメ口
口癖（決め台詞）	「愚か者（うつけ者）め、余の顔を見忘れたのか？」
呼称	年上の人物・一目置かれる人物⇒「苗字・名前・フルネーム＋さん・どの・さま」親しい人物・同い年以下の人物・敵キャラクター⇒「苗字・名前・フルネーム＋呼び捨て」