韓国の文化は「恨」の文化です。私たちの民族は憂患と苦難の民族であり、「恨」は挫折を味わった民族の希望、「恨」は挫折を味わった民族の夢を実現するための準備なのだと思います。確かに私たちは、歴史のなかで「恨」とともに生きてきたことは事実です。…しかし、常に自分自身を慰め、励まし、その結果、未来に向かって生きていくことができた。私たちの民族は、畑の雑草のように、踏みつけられ、そして蘇る。 …韓国人は2000年間、文化的アイデンティティを捨てなかった。…韓国人は、大きな苦難に耐え、あらゆる方法で忍耐してきた。
「金大中」 著『金大中哲學與對話集——建設和平與民主』より
概要
「恨(ハン)」とは朝鮮語の概念の一種であり、恨み辛みだけではない。
そこから更に劣等感や無念、諦め、嫉妬、虚しさ、悲哀、懇願、空頼み、高望みなど、主に鬱屈した感情が入り混じって出来ているのが「恨(ハン)」である。
現代においても「恨(ハン)」があるようで、その根本にあるのは過去の出来事や現状が関わっている。
国として韓国は不安定であり、中国とアメリカ、そして日本といった国々の助けがなければ存在すら危うい。
かつてIMFに助けを借りる必要があるぐらいの通貨危機に陥った事もある。
歴史的に見ても、昔は中国の属国で一時期は日本の併合国、第二次世界大戦を経てアメリカとソ連の占領によって二つに分かれた朝鮮の片割れであり、独立も文化の発展や技術の向上もアメリカと日本ありきのものだった。
現状としても歴史的にも他国あっての韓国という事を考えれば、その劣等感と恨みは計り知れない。
優れていると自称している反面、他国にあるものがない自覚が韓国にも多少あり、それ故の「韓国の文化は「恨」の文化」なのだろう。
韓国が日本の事を異常に執着し、同じアメリカとの同盟国にもかかわらず敵対に近い感情を持っているのは、中国の中華思想の影響で生まれた小中華思想が原因と言われている。
しかし韓国の言う植民地時代を実際に生きていても日本を大して敵視していない人が居た事から、日本に対する恨(ハン)は日韓併合が終わって大韓民国が出来たころ以降に何らかの要因で広まった可能性が高い。
リンク
火病:主に怒りなどの激情が蓄積して起きるとされる韓国人特有の精神疾患。