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火病

ふぁびょん

朝鮮人特有の文化依存症候群のひとつで鬱火病(うっかびょう/ウラビョン)の略称。
目次 [非表示]

この記事ではデリケートな話題を扱っています。


概要編集

朝鮮人に顕著に見られる精神疾患と指摘されている病気で、北朝鮮韓国の双方でよくつけられる診断名。

憂鬱な怒りの感情を抑えきれず、そのストレスが積もりに積もることで体や心に苦痛をもたらす朝鮮人特有の病気とされているが、後述するように類似する文化依存症が見受けられる他地域もないわけではないため、「朝鮮半島以外では全く見られない」と断言するのは早計である。


医学的に定義されていないが、呼吸困難・食欲不振・うつ症状・不眠・全身の疼痛などがその症状で、韓国では年間10万人弱の人々が「火病」と診断されている悪名高きストレス性の病。


ネットの世界では性質を茶化す言葉として、「火病る(ファビョる)」という用語を使うこともある。

これは皮肉から生まれたネットスラングであり、おもに急に怒り出した人を指したり煽ったりする時に使われる。(「こいつファビョッてるよ」「ファビョーン」等)

本来の意味とは全く違う意味として「火病(ファビョン)」が広まってしまう為、用いない方が良い。


鬱火病の本来の意味と発症の背景編集

文化依存症候群とはその地域の文化環境においての精神疾患を指す。


文化依存症症候群とは、例えば日本においては文化的に「相手を立てる」文化が美徳とされ、相手の立場を尊重しない自己主張は悪徳のような風潮がある。

このため日本民族の文化依存症候群は対人恐怖症といえる。


同様に朝鮮民族にも文化依存症候群が存在する。彼らは、「情」の濃さを尊重する文化を持ち、喜怒哀楽が極端でしばしば激情にかられる傾向がある。

また、自己主張の際には理屈よりも感情に訴えるのがよしとされ、悪く言えばまともな議論が成り立たず情実やゴネ得がまかり通る文化がある(したがって韓国人から日本人を見ると「自分の感情に素直でなく、理屈っぽくて、冷たい」という評価になるのである)。


上下関係が徹底している現在の韓国社会ではこの激情が通らない場合が多く、それを何度も繰り返すと最終的にストレス性障害を引き起こす。

この怒りの抑制によってストレス性障害を起こす精神疾患を「火病」という。

また、子供の頃に教えられた事と全く違う現実との差でも「火病」が起きるようだ。


火病の症状とされているものを一般的な症状に分類すると鬱病またはパニック障害となり、早い話が元々の意味の「火病」は日本におけるネットスラングの「火病」とは正反対の「怒りを爆発させる事さえ困難な状態」「怒りを押える事が第二の本能と化した人が陥ってしまう状態」「怒りを爆発させる事が可能な環境に有ったなら逆に陥らない状態」「自分以外に感情を抑圧されている状態」「感情を爆発させたところでどうにもならなかった状態」と言える。


因みに朝鮮人特有なのでルーツを同じとする北朝鮮にも火病はあるが、韓国と比べるとあまり話題があがらない。


名前の由来編集

火病という名前の由来は「お腹の中に火の玉があがってくるようだ」という患者の訴えから来ている。

溜まりに溜まった怒りの火が体を燃やすような症状と書いて火病と読むのが本来の由来である。


ヒステリーとの共通点編集

「文化依存症症候群」と云う先入観を取り払って症状や言葉の使われ方だけを見れば、医学用語としても、俗語としての意味も、下記のように「火病」と「ヒステリー」はほぼ重なると言っても良い(ただし、医学用語としての「ヒステリー」は現在では死語)。

  • 元々は女性特有の症状とされていた(ヒステリーの語源は子宮。火病も韓国では女性特有の症状とされてきた)。
  • 元々は抑圧された状態に長期間置かれた人が発症する症状とされてきた。
  • それぞれの時代・地域・社会で「劣っている」と見做された人達特有の症状と考えられてきた。
  • 医学用語としての意味と俗語・ネットスラングとしての意味が、ほぼ正反対。
    • 医学用語としては、両方とも「鬱」「パニック障害」に近い症状。いわば、「『感情を爆発させる』事が出来ない状態に置かれた人の抑圧された感情が『感情を爆発させる』以外の形で表に出て来た」状態。
    • 俗語・ネットスラングとしては、両方とも「感情を爆発させる」「ブチ切れる」の意味。
    • 上司などからのパワハラを長期間受け続けた会社員で喩えるなら、「通勤途中や仕事中に過呼吸や動悸などの症状が出る」「通勤中に、自分で制御出来ない強い不安や恐怖を感じて足がすくみ出社が出来なくなる」が医学用語としての「ヒステリー」「火病」に意味が近く、「パワハラを行なった相手に怒りや不満を感情的にブチまける」が俗語としての「ヒステリー」「火病」に意味が近い。

他地域における類似疾患編集

  • ラタ症候群

マレーシアおよびインドネシアにおいて見られる、症状が類似する精神疾患宗教的戒律により、「怒りを露わにするのは恥」とする文化圏であるために、家族関係の不和などで日常的にストレスにさらされた人間が心の奥底に怒りを溜め込み、限界を超えて感情のコントロールが困難になる症状。

日本人は一般にマナーが良いと言われることが多いが、インターネットではなぜか自治厨削除荒らしなどのネット弁慶が、他先進国に比べて多めであると言われ、インターネット上では感情の自己コントロールが効かない人間が多いとされる。これは、文化依存症候群というよりはインターネットは基本的に匿名で利用し、実名を使用することが稀というネット文化により、ネット上での言動が現実生活での自分に跳ね返ってこないために、日常生活でのストレスをネットで晴らすユーザーが一定数いるからとする説が主流。


リンク編集

韓国

うつ病

間欠性爆発性障害:韓国で深刻な国民病となっている精神障害。別名、憤怒調節障害。ネットスラングの火病は大体こっち。

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