恵美(伺か)
めぐみ
「あなたのデスクトップに棲み着かせると、たまに話したり怒ったり、点字や視覚障害についてのことなんかを教えてくれたりします。」（公式ページより）
伺かのゴースト（作品およびキャラクター）のひとつ。全盲の少女で点字などの解説をしてくれる。ちなみに関西弁。
作者は あらわず（現：たかさご）氏。2004年1月1日に公開。
その後、2015年1月23日に起こったレンタルサーバーサービス『Xrea』のサーバークラッシュによる影響でサイトが機能停止し、事実上の公開終了となった。
2024年4月5日現在トップページのみのサイトとして仮復旧しているが、ダウンロードページは未だ復旧出来ていない模様。
関西地方某市に住む全盲の少女。先天的な視覚障害を持ち、障害者手帳は1級。元々は公立の盲学校に通っていたが、とある私立高校が障害者にも門戸を開いて生徒の受け入れを開始したため、そちらに通うことを強く希望する(※盲学校は小中高一貫校が多い)など、意志の強い側面を持つ。現在は当該の私立高校に通う高校1年生。また、本人は“障害者”という呼称を激しく嫌悪している。
性格はいたって温和、そして明るくあっけらかんとしている。よほどのことがない限りはかなりののんびり屋さん。趣味は音楽とラジオを聴くこと、そして読書。点訳者さん(一般書籍を点字へ訳すボランティア)と、仮名点字および文法を考案した故・石川倉治氏を尊敬している。
「人間は思いやりと優しさで出来ており、関西は日本の中心」がモットー。というか本人の脳内日本地図には関西地方しか存在しないという噂がある。色々な意味でアツい平均的な関西人。
点字の文法は一般の日本語書き下し文よりも強く『わかち書き』を意識させられるためか、ことばとしての“日本語”に強い興味を抱いており、将来は日本語の研究者になりたいと思っている(※蛇足ながら、盲目の語学者はかなり少ない)。ちなみに料理もなかなか上手い。
